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4/4 鉄五郎新道から金毘羅山・大塚山

✿✿イワウチワを見に行く

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奥多摩『鉄五郎新道』のイワウチワの群生がすばらしいと聞きました。
地図にまだ線が引かれていないルートとのことでしたが、ネットで検索してみると、年々登る人が増えていて踏み跡もしっかり付き始め、道標も整備され始めた様子です。



薄いピンク色の清楚な花が一面に咲いているさまをぜひ見てみたいので、相棒のゆきさんと思い切って出かけてみることにしました。
寸庭橋から金毘羅神社までのルートがいくつかあるようですが、ネット情報を頼りに歩くことにします。

2009.4.4.(土)     大塚山 (920.3m) 
   
JR古里8:19/8:25…寸庭橋8:40…金毘羅神社9:30/9:50…広沢山11:10…大塚山11:40/12:40…富士峰公園12:50…ビジターセンター13:20…大楢峠14:55…越沢バットレスキャンプ場15:40…越沢渓谷・バットレス下16:00…ホタルの里…一般道合流16:18…JR鳩ノ巣16:48/17:20発(休憩時間を含みます)。 
※トイレは、寸庭橋、ビジターセンター、下山口にあります。きれいです。

【登山口まで】
  

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古里駅を出て青梅街道を右手へ10分ほど行くと、はっきりした二差路があるので、ここを左へ入り街道から離れます。そのまま川沿いに進めば赤い寸庭橋が見えてきます。
    
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寸庭橋を渡り切ったところをすぐに右手に行くルートもあるようで、先行していたひとつのグループがどうしようかと迷っていました。私たちは、そのまま道なりに舗装路を進みます。すぐに右上に上っていく階段が現れるのでそれを上がると、もう寸庭の集落でした
【寸庭橋】
ここからは、道標を見逃さずに(おしゃれな火の見櫓?の丁字路は右折)行けば『鉄五郎新道』入口の小さな橋にたどりつきます。標識『林道寸庭線…』『クマ…』の所を右に、民家の庭先脇を入って行ったような所です。
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【登山道入口の橋】
寸庭橋から10分ほど、道標も新しく整備されているので、ここがメーンルートといえるのではないでしょうか。

【金毘羅山へ】
ここからは明瞭な踏み跡(もうりっぱな登山道です)をたどって行きます。一度小さな沢を渡りますがほとんど植林の中なので、途中で休んでいると後からやってきた人が「イワウチワはまだですかねぇ」とぶつぶつつぶやいて通り過ぎて行きました。
時間にすれば、登山口から一時間も経っていないのですが、御目当てのものがあれば気も急くというものですね。
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入口からワンピッチで金毘羅神社の鳥居に着きました。
鳥居をくぐって右手が金毘羅山山頂、左手が大塚山方面です。
鳥居の脇にある壊れかけた小屋の中に、このルートを拓いた西村鉄五郎さんあての感謝状の古びた額がかけられていました。参道を拓くのが目的とはいえ、山道を作るってどこにしてもすごいことだなあといつも思います。
山頂には見晴らしの良いところに小さな祠があり、ヒカゲツツジがちらほらと咲き始めていました。
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鳥居の方へ戻って、越沢バットレスの上部に当たる所から怖々下を覗いてみます。
「…おおっ怖っ
はるか下に見える待機所に荷物が置いてあるのが見えるので、今も誰かがこの岩壁を登っているのでしょうが、もちろん壁なんか全然見えずに足元はスパッと切れています。
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「怖っ怖っ
今日はあとで、下に見えている沢沿いを歩いて帰ります。
ひとしきり遊んで、いよいよ大塚山の登りにかかりました。
ここから広沢山までの間に御目当てのイワウチワと思う間もなくピンク色の小さな花が目に飛び込んできました。

【大塚山へ】
広沢山までは、アキレス腱を伸ばせるだけ伸ばして歩くような斜面が続きます。
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【木もアキレス腱をのばしてる?】
イワウチワは、少しだけ離れた上下二か所に分かれて群生していました。
本当にきれいで、あきれるほど写真を撮っても一歩進むとまた撮りたくなって、なかなか前へ進めません。
正面を向いた花は急傾斜の下から見上げるようにして撮らないとならないので、とても危険です。当然のことながら、すでにできている小さな踏み跡の入口には木の枝でちょっとした通せんぼがしてありました。
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                  【後ろ姿もつぼみもかわいい
もう少しするとミツバツツジも咲き始めるのでしょうが、今はまだイワウチワの一人舞台です。満足して、「また来年ね。」と群生地をあとにしました。
草のぼさぼさした所をジグザグにひと登りすると道が緩やかになり、広沢山(848m)に到着です。小さな山名板が木に打ちつけられているのでそれとわかりますが、なければ山頂とは気付かないような山?です。
植林の中をゆるゆると登ると、大塚山の無線中継所下に着きました。
「あれっ?これからどこへ行けばいいの?」と思うような所でしたが、囲い右手のちょっと不明瞭な踏み跡をフェンスに沿って登ると、ベンチのある大塚山山頂でした。
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ここまで来ればもう安心。日差しも暖かなのでここでお昼です。
大塚山でゆきさんとのんびりおしゃべりしていると、私たちのベンチの脇を通ってゆく単独女性がいます。…「あれっ、あれっ、あれっ…。…さんぽ…さん?」と思い切って声をかけると、なんと【山の散歩道】のsanpoさんでした。
尾瀬ですれ違って以来、メル友さんになっていただいたsanpoさん。昨年の夏山のバスが偶然同じで、ゆきさんも一緒に初対面を済ませていたのです。びっくり!!嬉しい!!
歩きかけていたsanpoさんにベンチに座っていただいて、またおしゃべり。
ここで、sanpoさんに越沢バットレスを下から見られるという道を教えてもらったので、帰りはそこを行こうということになりました。
もともと鳩ノ巣へ下りるつもりだったので、なんてラッキーなんでしょう。ありがとうsanpoさん。
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【富士峰公園】
ひとしきりおしゃべりしたのち3人で御岳山への道を下り、富士峰公園で二分咲きほどのカタクリを見てからビジターセンターへ。
ここでsanpoさんとお別れして、私たちは鳩ノ巣へ向かいました。

【越沢渓谷から鳩ノ巣へ】 
大楢峠への道は、春浅い静かな山道の雰囲気がいっぱいでした。芽吹きを待っている木々の枝がふんわり優しげに周囲を覆っています。
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所々には、ハシリドコロや小さな小さなハナネコノメが咲いていてそのたびに立ち止ります。また、なかなか前へ進めません。
大楢峠を経て、sanpoさんに教えられたとおり越沢バットレス展望台の脇からキャンプ場に下りました。
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沢沿いを進んでバットレスの真下に着き、見上げるとちょうど岩壁に取り付いている人がいます
岩をやる人ってすご~い
朝方、私たちはあの岩壁の上から下を覗きこんだのでした。
上から見ても下から見ても、私は目がくらみます。
        
沢沿いの道は丸太橋(sanpoさんは楽しいって言ってたけど、私はちょっと苦手)を何本か渡り返しながらの20分ほどですが、ここにもハナネコノメや初めて見るコチャルメルソウなどが咲いていて、なかなか雰囲気のあるすてきな道でした。
道なりに行き、『ホタルの里』沿いの細い踏み跡を上がるとまた一般道と合流しました。鳩ノ巣集落を見下ろす東屋では、大楢峠で休んでいたご夫婦がまた休んでいて「下を歩いてきたんですか?」と声をかけられました。私たちがわざわざ下りて上がった分の時間、ご夫婦はすっかりくつろいで休んでいたことになりますね。
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【鳩ノ巣渓谷】
色とりどりの花が咲く集落の間を抜けて、鳩ノ巣渓谷を雲仙橋で渡り、今日のゴール鳩ノ巣駅に着きました。
気持のよい一日に感謝です。

>2011年のレポもあります…こちらから。

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by pallet-sorairo | 2009-06-19 10:03 | 山歩き2009 | Comments(0)
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=私の山歩き街暮らし空の色= 散歩道でみかける鳥や虫や花も。


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