スペイン南部の旅 11 グラナダ④ アルハンブラ宮殿
2014年 06月 11日
Ⅰ.グラナダ
④アルハンブラ宮殿★
いよいよ、スペイン最後のイスラム王朝ナスル朝の王宮
イスラム文化における不朽の建築物と言われるアルハンブラ宮殿を訪ねます。
途中で大型バスをミニバンに乗り換えて敷地内へ入り、荷物を宿に置いて徒歩観光に出発です。
まずは、カルロス5世宮殿の外観を見てから宮殿内に入ります。
アルカサーバ・王宮・カルロス5世宮殿・ヘネラリフェ庭園の四つに大きく分けられます。
宮殿の中ではここが一番多く、
この木組みの天井も、もとはステンドグラスがはめ込まれていたようです。
砂漠の民にとって憧れでもあったろうオアシスが噴水ではなく水盤なのは、静寂を破る水音を立てないためだったとか。
なるほど、水盤の水は静かにあふれ、流れ出しているのでした。
天井に様々な工夫を凝らすようになったようです。
この場所に座った王の、シルエットが浮かび上がる様子を想像するだけでちょっとぞくっとしてきます。
ここでも水はただ静かにそこにあり、水鏡として空と建物をきれいに映し出しています。
背後に建っているのはコマレスの塔(高さ50m)。
まえに立ってた人の頭が…残念だワ(^^;
ちなみに、池の周りの刈込みされている緑がアラヤネスという花の木なんだそうです。
青い空に映えてほんとうにきれいです。
しかし…この奥の部屋での血塗られた残虐なエピソードをガイドさんから聞きました。
ここはつい最近まで修復工事中で、ライオンさんもどちらかへ避難していたそうです。
「いーー」って歯を食いしばって水吹き出してるみたいなのもすごく可笑しい(^^ゞ
12頭いるんですが…帰ってきてからどこかでこれは水時計だという説を読みました。
1時には一頭の口から、2時には二頭の口から…わっ、この時は何時だったかしら!?
ここにずっと寝転がって、光のページェントを見ていたい!
『二姉妹の部屋』の天井。
鍾乳石を思わす飾り(モカベラ)のある八角形の星形をしています。
なんともファンタスティック、私には繊細なレースをふんだんに使った天蓋のようにも見えました。
幾何学模様に刈り込まれたグリーンの枠の中に、動きのある葉が植えこまれていてとても新鮮な感じがします。
宮殿は未完成部分が多く、ここ円形の中庭を利用して現在は『グラナダ国際音楽舞踏祭』が開かれるそうです。
前方の鐘楼は、サンタ・マリア・デ・ラ・アルハンブラ教会の鐘楼。
もとモスクのあった場所に建てられたキリスト教会で、カルロス5世宮殿近くに位置します。
この後、夏の離宮『ヘネラリーフェ』へ向かいます。(レポこちら)から。
☆えっ、アルハンブラ宮殿のレポこれだけ?って思われるかもしれませんね。
私ももう少し壮大なイメージを持っていたので、実際行ってみてちょっと「おやっ」という印象を受けました。
端折ったところもあるし、もう一度行けばもっと違った目で見どころ満載になるかもしれませんが…
ツアー旅行の限界かな。
☆世界遺産には★印をつけました。
☆写真はクリックで拡大します。
ご自分で??
この「叶姉妹の部屋」、、もとい!^^ 「二姉妹の部屋」の天井は一体何で出来てるんですかっ!!
びっくりしますね!
ライオンも可愛らいいこと~噴水時計なんですか
スペインも王国だったんですから
歴史(も)疎い私・・チンプンカンプンだわ・・・行くなら勉強だ~
素晴らしい所ばかりですね~
今回はぐっと抑えて写真撮ったのでいつもの半分ほど(と言っても膨大(^^ゞ)…
適当なのがないときは夫のから借りてます(もしかして例の帽子に気づきましたか(^^ゞ?)。
私も歴史(も)ダメです。
レポ書きながら、勉強してます(遅いって…(^^;)。
追伸。
リンダラハって、その二姉妹のうちのひとりの名前だそうです。
あの天井は鍾乳石そのものだとのことですが、いったいどうやって造ったんでしょうね!