ちくちく針仕事 13. Nursery Rhymes④
2014年 09月 18日
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Jack be quick, きびきび ジャック
Jack jump over ろうそくたてを
THe candle stick. とびこえろ
(谷川俊太郎 訳)
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燭台に火を点けたろうそくを立て、その上を飛び越す遊びがイギリスにあったそうです。
飛び越す時に火が消えなかったら「吉」など、運勢占いにも使われたらしいと解説にありました。
主に女の子の遊びともありましたが…何故に詩は男の子のジャックなんでしょう?
それにしてもこの遊び、なんだかとっても危なっかしい感じがしますねぇ(^^;
※参考
『マザー・グース①』谷川俊太郎・訳 和田誠・絵 平野敬一・監修 講談社 1984
※刺繍布に黄色のシミが付いたみたいでびっくりしましたが…
でも、これは写真の中だけ。
布の微妙な歪みと光線の具合の結果みたいです ほっ(^^;
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ろうそくなんて滅多に使いませんが…
今これを書きながら、東日本大震災後の計画停電の時のことを思い出しました。
我が家の辺りは何日か計画停電の日があって、
ろうそくを灯した中でさゆりんと夫がオセロゲームなどしていたのでした。
ここ二三日、列島のあちこちでまた地震が起きているのが気になります。
今週火曜日昼、茨城県で震度5弱の地震があった時、私はちょうどエレベーターに乗り込んだところでした。
ドアの「閉」ボタンが利かず「開」ボタンがちかちかしているので「??」と思った瞬間
ぐらぐらと揺れているのに気付き慌てて飛び出して即、家へ戻りました。
あの後でLEDの卓上ランプなど買ったので、ろうそくの出番ももうないかもしれませんが
備蓄してある食料や水などは再点検しなければ…と思ったのに
喉元過ぎれば何とやら…いかんいかん。
★イラスト@BOUS
★Nursery Rhymes⑤
様々な刺繍のページが広がりますね、楽しみです。
我家も災害に備えて、手動式ライト、ランプ形がインテリアを兼ねて彼方此方にぶら下がっています。
占い好きの女の子が遊びの中に占いを取り入れたのでしょうか?
外国には背の高いローソク立てもあったでしょうに。
刺繍では火を消さずに飛び越えたようですね。
そしてsorairoさんのお家では小さな灯りの中で
オセロゲームを楽しんでいる様子が伺えます。
マザーグース、改めていろいろ読んでみたらとても面白いです。
ひとは昔からナンセンスなものに惹かれてたんだなぁって思うこと多々ありで。
災害グッズ、我が家では登山のザックにひと通りのものが入ってるかもしれません(^^;
>外国には背の高いローソク立てもあったでしょうに。
ほんとだ!
ひらひらしたスカートで飛び越えたら…あらら、アブナイですね(^^;
ろうそくでふと思い出したのがあの大震災のあとのことでした。
忘れずにいようと思っているのに
実際にはいろいろなことを忘れつつあるのをちょっと反省してしまいました。
暇つぶし(と、ボケ防止(^^ゞ)に楽しんでいる刺繍ですが
Nursery Rhymesは思いがけず原詩に当たるという楽しみも加わって
なかなかよかったかも。
この図案のろうそくは、あの日のことを改めて思い返すきっかけになりました。