10/1・2 苗場山 その1(祓川ルート・和田小屋~山頂)

苗場山の山頂に広がる湿原の草紅葉を楽しみに、ゆきさんと二人で出かけました。

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<2014.10.1.苗場山中ノ芝付近>

この日の週間天気予報は見事に外れて、
まるで遠望が利かないガスの中を黙々と(とはいかないけど(^^;)進む二人でしたが…




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第1日 10月1日 水曜日

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和田小屋から入る祓川ルートはちょっと湿っぽい道ですが、
さっそく立派なブナのお出迎えで気を良くします。

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森の中の色づいた木々の葉が嬉しい。
日差しがあったらなおいいのに。

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あら、日差しがなくても素敵。
霧の中に浮かぶ幻想的なダケカンバ。

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おや、この見事な紅は…
私が彩ってあげましょうと言わんばかりに絡みつくツタウルシ。

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歩き始めて一時間半、樹林帯が途切れて下ノ芝に着きました。
真新しいベンチがあって先行の方たちが休憩中でした。

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下ノ芝辺りの草紅葉。
紅や黄や緑が混じり合ってやわらかな色合いのカーペットになっています。

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私たちはついさっき休んだばかりなのでそのまま中ノ芝へ。
また紅葉盛りの樹林帯に入ります。

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10/1・2 苗場山 その1(祓川ルート・和田小屋~山頂)_d0288144_10255962.jpg中ノ芝、上ノ芝と続く木道をひたすら上ります。
景色は何にも見えませんが、足元の小さな花々やきれいな紅葉が私たちを励ましてくれます。

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しばらく進んでひょいと出た岩場の上部。
ここは股スリ岩と命名されていますが(たぶんどなたも)問題なく通れます。
下の方が順番を譲ってくださっているみたいですね。

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登山道途中でお弁当をほおばっている(^^ゞ方のそばにある標識を見れば、
そこが神楽ヶ峰(2029.8m)でした。
お天気が良ければこの辺りから苗場山が見えるはずなんだけれど、残念。
途中の雷清水(美味しかった!)で喉を潤し、鞍部(1948m)までひとまずぐんぐんと下ります。

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鞍部からの登り返しはなかなかの急登、ゆっくりゆっくりと上ります。
一瞬うっすらと日が差して、苗場山らしい黒い大きな塊が姿を見せました。

山頂に出たかなと思うと同時に、目の前を覆っていた霧のヴェールがふわぁ~と動き始めました。
刻々と広がってゆく苗場山頂、俄かには信じられないほど遠くまで続いています。

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できたてほやほやの展望スペース?ベンチに座ってしばらくぼぉっと眺めていましたが
気温もだいぶ下がってきて、汗ばんだからだから体温が奪われ始める感じです。
霧の間にふわっと見えた今夜の宿・山頂ヒュッテ(自然体験交流センター)に急ぎましょう。

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出がけに、お隣にいらしたおじさま(日帰りですって)とひとことふたことお話すると、
コアントロー入りの温かで美味!な紅茶をわざわざごちそうしてくれました、超嬉しい。
まだまだなんだかいいこと起こりそう(^^ゞ 
明日は晴れてくれるかしら。


2014.10.1(水) 苗場山(2145.3m) 
私たちのCT(主に通過時間。休憩随時。)
(乗)東京7:00(Maxとき303)-越後湯沢8:11/タクシー(@5,720)-和田小屋8:50
(歩)和田小屋9:00-下ノ芝10:30-上ノ芝11:20/11:35(ランチ?)-股スリ岩-神楽ヶ峰12:15-雷清水12:35-山頂13:50(泊).

★バス便なし。
★トイレは和田小屋で借りられます(@100)。
★イラスト@BOUS.
★ゆきさんのレポは(こちら)から。

★その2に続きます(こちら)から。


Commented by インレッド at 2014-10-08 09:08 x
お早うございます。
この道は本当に歩きにくい道ですね。今年の6月に行った時は
一日中雨の中でしたが、神楽峰を降りる頃からシランラオイ
ロードになりました。山頂の湿原はまだ雪の下でした。
Commented by pallet at 2014-10-08 14:49 x
☆インレッドさん
下りは小赤沢に下りましたが、そちらのほうに比べると少しは良かったかもです。
シラネアオイロード(^^ゞの記事、拝見していて残雪の苗場もいいなぁと
羨ましく思っておりました。
直近の越後駒もずっと行きたい山なのですが
電車だと足回りが悪くてなかなかいけません
…って、いつも拝見しているのに読み逃げですみません。
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by pallet-sorairo | 2014-10-06 11:52 | 山歩き2014 | Comments(2)

私の山歩き街暮らし空の色 // 散歩道で見かける鳥や虫や花も // ただいま山歩きお休みちう       ©pallet-sorairo


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