10/25 大菩薩嶺(上日川峠~柳沢峠)
2014年 10月 28日
お天気よさそうなので、土日祝日だけ走っているバスで久しぶりに大菩薩へ行ってみましょう。
紅葉、間に合うかしら。
甲斐大和駅からの栄和交通バスは3台出ましたが、小型とはいえ各車両ぎゅうぎゅう詰め。
あらら、積み残しも出てしまいました。
最初の車両が戻ってくるまで待機かしら…みなさん予定狂っちゃいますね。
私たちは2台目に座れて無事到着、終点の上日川峠はすでに標高1580mです。
車道を離れて<ロッジ長兵衛>の脇から登山道へ向かいます(写真は入り口を振り返ったところ)。
富士見山荘のそばできょう初めての富士山を見て、最近営業を再開した勝縁荘の脇から上りにかかります。
で、もう大菩薩峠に着きました。
なんたって標高差320m、ゆるゆるの登りなのであっという間…えっ? レポ早く進みすぎかも(^^;
ともかくも、到着した峠からは南アルプスがずらりと並んで一つも欠けることなく見えていて壮観です。
おや、甲斐駒ヶ岳に続く鋸岳の右手の奥に見えるのは…
改めて、お亡くなりになった方々のご冥福と未だ不明の方々が必ず見つかりますようにと心の中で祈ります。
(写真はクリックで拡大します。)
大菩薩にはこんな日に来ないとね!! きょうはめったにない大菩薩日和です、ラッキー!!!
ここから見る富士山はほんとに素敵!
初めて来た時もこんなふうなお天気で、富士山が目に入った途端に息を呑んだ…ようだった…かな(^^ゞ
きょうは雲の感じもなかなかです。
朝4時起きしてやって来たのでお腹ぺこぺこ。
まだ早いけど(10:30)親不知ノ頭で富士山見ながらお昼を済ませて先に進みます。
賽ノ河原の向こう右手のこんもりは妙見ノ頭、きょうは寄り道しようかと思っていたけどやっぱりスルー。
やっぱりね! みなさんここでお昼。
左手にずっと見えている富士山は相変わらずきれいですが、雲が多くなってきたかしら。
私たちはこれから樹林帯を行き、三角点のある大菩薩嶺を越えて丸川峠へ向かいます。
ほとんどのみなさんは上日川峠を始点にして唐松尾根を含めた周回コースを採るので
登山道は突然のように静かになります。
「やまなしの森林100選」だというコメツガ林の途中で、若いお嬢さん二人パーティに抜かれます。
「コメツガって…?」と問われて、「葉っぱの一つ一つがお米の粒みたいでしょ」。
「あら、ほんとだ! ありがとうございました!!」…いいなぁ山ガール、爽やかだ。
空に向かって精一杯枝を伸ばしてお日さまの光をからだじゅうに浴びています。
そろそろかなと思う頃、丸川峠に着きました。
山小屋・丸川荘の裏手の広場にいた団体さんの賑やかな声がここまで聞こえてきます。
登山道脇のマユミの木にはピンク色の実が見事です。
ここで私たちもひと休み。
昨夜コースタイムを計算して「足りない」とあきらめていた柳沢峠への道、
きょうのこのピッチならなんとか行けそうです。
「どうする? さっき行く人が一人いたよ。」
「きょうはこの道を歩きたくて来たようなもんなんだもの。行こうよ。」
予定していた大菩薩登山口BSへの道は止め、お地蔵様にご挨拶して柳沢峠への道へ入ります。
柳沢峠には2・3年前から土日祝だけバスが入るようになって(期間限定で午前午後各一便だけれど)
車がなければ今まで行けなかったルートへも歩いて行けるようになりました。
「素敵な道」と聞いています、楽しみです。
道々は大きな石に苔がびっしりと付いてとっても素敵だったんですが
なんだか写真がみんなピンボケでボツばかり…
でも、標高が下がっているので、まだ少し残っている紅葉がきれいです。
歩く人も私たち以外に誰もおらず静か…「熊出没注意」なので熊鈴ちりんちりんと響かせていますが。
こんな感じの道なんですが…「もっと迫力あったよ」。
すみません、写真へたっぴで(^^;
あっ、きょうは珍しく夫との二人パーティです。
バスの時間が気になって、あんまり休まず遊ばず歩いているので少しくたびれてきました。
苔の道はしっとりして気持ちいいけれどその分なんだかひんやりとしてちょっと寒くもなってきたので
そろそろひと休みしましょう。
「この苔の森抜けたらね」。
苔の森を抜け、フルーツ休憩でリフレッシュ!
リンゴを食べながらふと上を見上げると、黄色い葉っぱが青空に映えてとっても素敵でした。
何の木だったのかしら。
ああ、いい気持ち。
沢を越えると程なくして六本木峠でした。
写真は後続の単独男性が追いついて休んでいるのを振り返り見たところです。
ここは三叉路になっていて私たちも右手から来てこちらへやって来たところですが、
そのまま真っ直ぐ進む方向には「鶏冠山へ」との表示がありました。
「鶏冠山? 途中で唯一すれ違った女性二人パーティが鶏冠山の帰りだとか言っていたのはここね…
…あれっ…?? 私も行ったことあるかも…」。
記憶をたどって帰宅してから調べてみれば、反対側のルートから上ったことのある山なのでした。
ツツジやイワカガミがきれいな山だったはず。このバスがあれば、ここへもやって来れるってことね!
色づいた葉の残る木々が少しずつ増えてきているので下っているのがわかるほどの
緩やかな下りが続きます。
葉っぱが落ちたばかりの時は苔の緑と落ち葉の赤や黄でどんなにきれいだったことでしょう。
六本木峠で後続だった男性はとっくに私たちを追い抜いていて、
ちょうど展望台から戻ってくるのと出会いました。
「2分もかからないですよ。行ってらっしゃい」そう言われて行ってみた展望台。
きょうはこの時間になってもまだまだお天気がよくて、多摩川源流域の山々がはっきりと望めました。
下ってきた分、紅葉がずいぶんきれいになってきましたよ。
間に合いましたね 紅葉。
嬉しいです。
角を回り込むたびに色濃くなってゆく紅葉にシャッターを押し通し。
何枚とってもまた撮りたくなる光景が続きます。
もう写真撮るの止めようかなと思う頃、目指す柳沢峠へ着きました。
バスが来るまで30分以上あったので…
迷わずドライブインに入ってビールと味噌おでんで打ち上げです。
地元に還元…なんちゃって(^^ゞ
2014.10.25(土)大菩薩嶺(2056.9m) 上日川峠(1580m) 柳沢峠(1480m)
私たち(シニア)のCT(おもに通過時間)。
(乗)甲斐大和8:10(栄和交通バス 今年は12/7までの土日祝のみ)-上日川峠8:51 @1000
(歩)上日川峠9:00-大菩薩峠10:00-親不知ノ頭10:30/10:50-雷岩11:25-大菩薩嶺11:35-丸川峠12:40/12:55-寺尾峠13:20-リンゴ休憩14:00/14:10-六本木峠14:20-柳沢峠15:05.
(乗)柳沢峠15:40(バス塩山行 今年は11/24までの土日祝のみ)-塩山16:30 @800
塩山17:05(ホリデー快速ビューやまなし新宿行)-新宿18:55。
★塩山~柳沢峠(落合)バス時刻表
★天高く
★6/11 黒川山・鶏冠山/三窪高原
★葉を落とした木も素敵です。
小説の舞台としてしか、記憶になかったです。その上、読んでもいないいないし…
剣の達人がいっぱい出て来る、古い映画のイメージかな。
その映画も見たことないですけど…
まるで自分が歩いている様な、素敵な写真に誘われて、
思わず深呼吸してしまいました!
このエリア、まったく縁がないものでして、興味津々です
富士山の裾野と湖畔の画像、まるで巨大な箱庭みたい
ご夫婦二人っきりの静かな秋の山が伝わって来ます
秋はやっぱり二人がいいなぁ^^
を口ずさんでしまいました。
この歌詞はこんな風景の中で創られたのでしょうか?
そう思ってしまう風景ですね。
落ち葉の中を歩く音までが聞こえてきそうです。
展望も紅葉も、あの静かな森もと、とっても欲張りなpalletさん(^^)に
ご主人もまたお付き合いしてくださることでしょう。
それにしても、今年の紅葉は早いですね。
焦ってしまいます。
『大菩薩峠』私も読んだことないし映画も見たことないんですが…
中村錦之助とか市川雷蔵とか思い出します(^^ゞ
一緒に歩いているような気分になっていただけるのはとっても嬉しいです。
ありがとうございます♪
上日川峠~大菩薩峠~雷岩~上日川峠 の間は老幼若男女でにぎわっていてちょっと観光地っぽいです。
スロトレさんが行くようなところではありません(^^ゞ
が、南アルプスと富士山の眺めや笹原の登山道はとっても気持ちいいです。
雷岩~大菩薩嶺~丸川峠はまあまあで、丸川峠~柳沢峠はお薦めの道です。
ぜひ一度。
唱歌の歌詞はともかく
500円札の富士山はこのすぐ近くの山からの景色なんですよ♪
こんなに遠望の利くいいお天気の日はめったにないので
とってもラッキーな一日になりました。
そうなの、実は欲張りなの(^^ゞ
紅葉は例年だとちょうどいいころかなと思ったんですが
なかなかピッタリにはいかないもんですね。
でも、これだけいろいろ見れれば良しとしなければなりませんよね~(^^
はなねこさん、こんないいお天気に缶詰だったの?
今週末のお天気に賭けましょう!
ご指摘ありがとうございました。
峠の表示盤の方向に乗鞍岳とあったので??と思いながらもよく確認せずに書いてしまいました。
訂正できてよかったです。助かりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
大菩薩からの素晴らしい景色にうっとりです!
雷岩からの富士山は、空気が澄んでいて空中に浮かんでいるみたい♪ 空が青いと景色が映えますね!
丸川荘から柳沢峠までの苔の道も趣があって好きな道です。
柳沢峠付近の登山道も、落ち葉の絨毯と森も綺麗に整備されていて、格好良い樹木が多いですよね♪
マイカーなら時間を気にしないで歩けますが、公共交通機関だと大変そうな印象。。。 …でも、ビールが心置きなく飲めるっていうのが特権ですね♪
ぶつぶつ。
あの道ほんとに趣のあるいい道ですね!
大好きになりました。
>…でも、ビールが心置きなく飲めるっていうのが特権ですね♪
そう。それとピストンしなくていいのが私は気に入ってます。
でもね、ここは武蔵野の東のはずれ辺にある我が家からはなんと片道4時間かかるのです。
…ってことは、この日は往復8時間かけて行って6時間歩いたってこと。
ここでビールくらい飲まなくちゃやってられません!??
私は、克さん家みたいに美味しいもの見繕って家呑みって言うのすごくいいなぁっていつも思ってますよ~(^^ゞ
順番順番。
人生は順繰りですよ(^^ゞ
この道、歩いて下さったですね。気に入っていただけて嬉しい!
苔の森を抜けるとこんなに紅葉が綺麗だなんて、秋はどんな感じになるか気になりながら行けなかったので、ここで見れてラッキーでした(*^o^*)/
しかし、富士山の眺望、素晴らしい!! 私まだ一度もここから富士山見たこと無いんです(涙)
鶏冠山のコース、参考にさせていただきます♪
バスが走るようになってからとっても気になっていた道です。
yamausagiさんの素敵な苔の写真を見て、今年はぜひと思っていました。
待っていたお天気のいい週末がやってきて決行!
素敵な一日になりました。
ありがとうございました~(^^
鶏冠山、春もいいですよ。
わ~大菩薩峠、なつかしいな~、
秋晴れ、すばらしくきれいな富士山ですねぇ、
歩いたことあるんですよ。
車でロッジ長兵衛ちかくのPにとめて歩きました。
あこがれの百名山で、うれしかったことを覚えています。
いや~、富士山すてき。
ここから見る富士山はきれいですよね~。
ここばかりは晴れた日に行かないとネ!
もしかしたら、我が家からよりyakoさん家からのほうが近いのかも?