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続・博物館に初もうで / 黒田清輝記念館


「博物館に初もうで」に来ましたが、ほんとはこちらをぜひ訪ねたいと思って来たのでした。

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<黒田清輝記念館>

こちらは耐震工事などが終わって新年2日にリニューアルオープンしたばかり。
以前は週2日の限定公開でしたが、これからは東京国立博物館に準じた開館日になります。




展示室は特別室と黒田記念室の二つがおもなもので、
特別室には黒田の代表作の『読書』『舞妓』『智・感・情』『湖畔』の4件が展示されています。
(特別室は限定公開。2015は1/2~12.3/23~4/5.10/27~11/8)。

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圧倒的なオーラを放つ『智・感・情』は初めて見ましたが、
昨秋に見たホドラーと共通したテーマを感じて、二人の生きた時代が重なっているのに気付きました。
ホドラー(1853-1918)、黒田清輝(1866-1924)。
どこかでオーバーラップしたことがあるのでしょうか。

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<記念室から特別室を見る。『智・感・情』の展示が一部見える>

赤い絨毯の敷かれた階段を上がると左手に特別室、右手に黒田記念室があります。
展示室はその二つだけですが、記念室の絵画は6週間に一度展示替えとのこと。

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記念室の入口に置かれた黒田清輝のブロンズ像。
特別室はリニューアルを機に作品に合わせた内装と照明にしたようですが
この記念室は建築当初(1928竣工)そのままの空間だということです。

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記念室には今『マンドリンを持てる女』などの作品が展示されています。
私には、完成作は焼失してしまったという『昔語り』の一連の下絵などがとても興味深かったです。

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黒田清輝愛用の絵具箱とパレット。

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黒田清輝についてはその名前と『湖畔』の絵くらいしか知りませんでしたが、
記念館へ行ってみて、作品の素晴らしさだけでなく
美術行政家として日本絵画の近代化に大きな足跡を残している人物像をも詳しく知ることとなりました。

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入場無料です。
上野公園散策などのおついでにどうぞ。


追記 ; いつか機会があったらご自分で目にされた方が…と思って作品写真を載せませんでしたが、
     なかなかお出かけになれない方もいらっしゃるはずなのでひとつだけ載せますね。

      
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『智・感・情』(1899)

1900年のパリ万博で銀牌を受賞した作品だそうです。



★写真はクリックで拡大します。
★博物館に初もうで は(こちらから)


by pallet-sorairo | 2015-01-06 15:47 | ちょっとお出かけ | Comments(10)
Commented by akko-kornblume at 2015-01-06 22:10
palletさん
明けましておめでとうございます♪
博物館に初詣とはさすがpalletさん!
きっとお孫ちゃんも含め賑やかなお正月だったことでしょうね。
今年もpalletさんにお会いするの今から楽しみにしています。
そうそう、スロ兄さんにも会うチャンスを作りますね。
いつか一緒に山か街かでお会いしましょうね。

今年もどうぞよろしくお願いいたします(^^♪
刺激的なブログ楽しみにしております。
Commented by hanamomo06 at 2015-01-06 22:53
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしく。

黒田清輝の湖畔は母が一番好きという絵です。
解説によれば、このモデルは後の夫人となった照子さんだったようですね。
ほんとに涼しげな目元、着物のいろ、素敵な美人ですね。
新幹線になってから上野がちょっと遠い存在になりました。
働いていた頃は出張で上京した時は必ず上野の美術館か博物館をめぐっていました。
からっとした冬の東京の空気まで思い出されます。
3枚の裸婦の絵は大きいのですね。
Commented by reikoGOGOGO at 2015-01-07 16:30 x
本年もよろしくお願いいたします。
七草粥、年が明けスタートを切ると早いですね。
グズグズから始まった新年になりましたが桜の開花する頃に
は快調に跳ばせるかと気分は前向き、やはりGO!から始ってGO GO!! それからGO GO GO!!!と行動すべきでした。
突っ走り過ぎ?(笑)
Commented by pallet-sorairo at 2015-01-07 17:59
☆矢車草さん
昨年は孫がふたりも増えたので賑やかなお正月でしたよ。
東京国立博物館はけっこう近いので出かけてみました(^^ゞ
えっ、スロさんには会いたいような会いたくないような…
だって、会ったらがっかりされちゃいそう(^^;
今年もどうぞよろしく♪
Commented by pallet-sorairo at 2015-01-07 18:08
☆hanamomoさん
『湖畔』は涼やかな存在感のある絵でした。
お母様、東京までお出かけになれるといいのですが。
裸婦の絵、追加してみましたが如何でしょう。
3枚で1タイトルなので、特別室の絵は4件という言い方をしているようです。
次に上京なさる機会がありましたら、公開期間にぜひあわせておでかけください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
Commented by pallet-sorairo at 2015-01-07 18:13
☆reikoさん
目の回るようなご活躍、確かに突っ走り過ぎかも?!
何ごとも段階を踏んで、でしょうか(^^ゞ
なあんて、大先輩に対し失礼をば(^^;
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
Commented by koruko-yuki at 2015-01-07 22:02
おお、オープンしましたか。
この建物、設計の岡田信一郎が気になっていて
一度行きたいと思っていたのでした。
Commented by hanamomo06 at 2015-01-08 10:36
『智・感・情』の絵載せてくださってありがとうございます。
絵とはつくづく奥深いものだと思いました。
Commented by pallet-sorairo at 2015-01-08 17:31
☆ゆきさん
私は知らなかったんだけれど
岡田信一郎って吉田五十八の先生なのね。
折角だから特別公開期間の12日までに行ってみたらどうかなあ。
Commented by pallet-sorairo at 2015-01-08 17:33
☆hanamomoさん
『昔語り』の下絵などもとっても見応えがあったんです。
何枚もあるので載せられなくてごめんなさい。
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