黒部五郎岳へ その5(7/31 鏡平~わさび平~新穂高温泉)
2015年 08月 13日
「黒部五郎岳へ」の夏山縦走最終日。
全日晴天というわけにはいかなかったけれど、雷にも会わずまずまずの縦走ができたかな。
きょうの山道はわさび平までのゆるゆる行程で、後は新穂高温泉へ出て帰途につくだけ。
暑い下界へ下りるのかと思うとちょっとげんなりな気分だけれど
まっ、気を引き締めて行きましょう。
目覚めれば、これ以上ないという晴天。
5:20山荘発。
鏡池にやって来ると、槍ヶ岳に朝日がスポットライトのように当たっています。
水面が少し波立っているみたい。
また来るね鏡池! 昨夕はほんとに素敵なひとときをありがとう。
ゆき&pallet隊の二人で笠ヶ岳に登ったのはいつのことだったかしら。
あの時もお天気悪かった、こんな日にもう一度登りたいね。
イワカガミがたくさん一緒に咲いている、かわいいなぁ、パチリ…えっ?
ここでカメラの電池マークが真っ赤っかになってしまった…そんなぁ!???
昨日の雨模様の中でけっこうたくさんの写真を撮った(花がいっぱい咲いてたの)ので
バッテリーを思った以上に消費してしまっていたのかもしれない、あららどうしよう。
以後は、だましだましカメラを操作します。
で…西穂高岳の裾の向こうに焼岳、その後ろに乗鞍岳。
この登山道は本当によく整備されていてとても歩きやすい。
でも、きょうは入山者があとからあとからやって来るので、
登ってくる人に途中で道を譲ってる時間がけっこう長いかな。
あっ、そういえばきょうは金曜日だったのね。
シシウドガ原もイタドリヶ原も写真はスルーして、山荘からほぼ2時間。
はや秩父沢に到着、きょうはここでの大休止を楽しみに歩いてきたのです。
「きんつば」とほうじ茶が美味しかった(^^ゞ
という写真を撮ろうと思ったのだけれど、電池マークの赤がちかちかと点滅を始めてしまった。
構図なんか考えてる場合じゃない!…で、肝心の橋の様子があんまりよくわかりませんね(^^;
程なくして、遠くにコンクリート製の橋が見えてきました。
いよいよ今回の山旅の最終楽章に入ったようです。
谷を埋めていた雪渓もこの辺りではココアパウダーを振りかけたようになって残っています。
あと一週間もすればすっかり融けてしまうんではないかしら。
8:20、登山口着。
なんとか電池が保ったみたい、よかった。
無事下山の感慨より、そんなことのほうにほっとしてたりするのがなんだか可笑しい(^^ゞ
あとはおまけみたいなものだから?急に増えだしたチョウなど撮っていこうかな。
あら、まだ撮れる。
おや、また撮れた(^^ゞ
これ撮っておきたいな。
あっ、撮れた!
こんな道になればわさび平小屋ももうすぐです。
行く人帰る人で賑やかなわさび平小屋。
小屋前の木桶に浮かべられたトマトを買って頬張ります、美味しい!!
「カメラの電池、よく保ったわねぇ(^^ゞ また来てね」
ホタルブクロがうふふと笑いながら見送ってくれたような…気がします。
おしまい。
2015.7.27(月).28(火)~31(金)折立~太郎平~黒部五郎岳~鏡平~新穂高温泉.
7/31(金)鏡平~わさび平~新穂高温泉(私たちのCT、随時休憩あり)。
(歩)鏡平5:20発…シシウドガ原6:10/6:20…秩父沢7:10/7:30…登山口8:20…わさび平小屋8:45/9:00…新穂高温泉10:20.
(立ち寄り湯)新穂高温泉・中崎山荘10:20/11:40(入浴・昼食)
(復路)新穂高温泉・ロープウエイ駅(バス)11:55-平湯12:30/13:05-松本14:30/14:49(スーパーあずさ22号)-新宿17:26.
★山レポその4は(こちら)から。
★写真はクリックで拡大します。
秩父沢での大休止、日を遮るものもないので暑くなかったですか?
私はいつもその10分ほど手前の秩父小沢の木陰で大休止をしますが。
以前は新穂高温泉のバス停前に無料の温泉があって登山者に親しまれていたのですが、河川の改修工事をしたら温泉が出なくなり、なくなったのが残念です。
お蔭様で、素敵な夏山縦走になりました。
この日は入山者がとても多くて広いところでないと休憩難しかったです。
でも、この時刻は日差しの割に暑さはそれ程でもなかったのです。
ゆきさんは木陰にいましたが、私はわざわざ日向ぼっこでした。
バス停前の無料温泉がなくなってしまったのはそんな理由だったのですね。
それにしても、新穂高温泉の旅館街のさびれようには驚きました。
夏山、縦走、かっちょいい。
新穂高の登山口、秋に行ってみようかな。
そんなこと思いながら、読みました。
まだ知らぬ、わさび平、秩父沢、鏡平
写真で見ること、地図で見ること
自分の足で歩いてわかること、きっとちがうものね、
黒部五郎小屋の看板って、とてもすてきね。
ああそっか、palletさんは平湯から、松本へ行くんだ~
通りすぎるだけの平湯駅に親しみを感じたのでした。
たくさんの写真を見せて頂いて一緒に山歩きをしているような気分になりました(見ているだけなので楽過ぎでしたが・・・)
カメラのバッテリー良くもちましたね・・・・・
それだけ電池の消費が少ないカメラなんでしょうね?^^
でも心配だとイライラしますのでこれからは予備のバッテリーを何個か持って行くといいですね~
私は普段の散策でもカメラ毎の予備バッテリーを2個ずつ持って行きます~♪
おかえりなさ~い。
縦走は予定通りいったのね? お天気もまあまあだったかなぁ。
私たちの時は、そう言われてみればあんまりいいお天気じゃなかったなぁ
なんて思うくらいだったの。
降ったりやんだりの大した雨じゃなかったし、ガスが出たり消えたりで
却って変化があったので、むしろまっ晴れの暑い稜線より面白かったかも。
アイさんの夏山縦走の様子もこんど聞かせてね。
クルマ派のyakoさんなら、
前夜新穂高Pで車中泊して早朝出発すればその日は鏡平まで行けるはず。
わさび平まではほぼ舗装路でうんざりしますが、秩父沢も鏡平もいいところです。
>自分の足で歩いてわかること、きっとちがうものね、
そうそう、そのとおりですよね。
yakoさん家は北アに近くていいナァって思いました。
平湯から3時間って超羨ましいです。
一緒に歩いた気分になっていただけて嬉しいです。
カメラの電池は、前二日で一個をちょうど使い切っての二個目だったのです。
3日目はお天気悪かったし、花をたくさん撮っちゃったし
鏡池でもあきれるほど撮ったので消耗激しかったのだと思います(^^;
小屋でもコンセントお借りできる場合があるので、充電器持って行けばと思いますが、
今回、むしろもう一つ予備電池買ったほうがいいかなと思いました。
おや、少しは涼しくなっていただけたかと思いましたが(^^;
力及ばず、いや、力みすぎ?でスミマセン(^^ゞ
おかげで私も、最後まで山旅を楽しめました(^o^)/
私もコンデジ派ですが、海外や、移動の多い旅には、
充電池ではなく、乾電池を使うタイプを持っていきます。
でも、山は荷物が軽い方が良いから、向いていないですね…
山のお花畑、雪渓、何処までも続く稜線、夏のアルプスは魅力的です。
私は携帯とカメラの充電用にチャジャーを持っていきます。
本体充電が出来ないカメラの場合は予備バッテリーと使わせていますよ。
ガラケイ用ですので小型で重宝しています。
スマホ用のはちょっとかさばりますね。それに高いし。
カメラには予備電池を持って行きます。
山旅最後までお付き合いくださってありがとうございました。
電池残量残り少ないと思って無駄な写真をあんまり撮らなかったのが功を奏しました
…って、いつもはどんだけ無駄な写真ばっかり撮ってるんだか
っていうハナシかも(^^;
本格縦走って…
公共交通はいろいろ面倒なこともありますが、
確かに周回しなくていいのがなんといっても捨てがたいです。
でも、NONさんの中央アルプス一挙に半分+三ノ沢岳ってすごいです。
電源確保にはみなさんいろいろ試されているのですね、参考になります。
ありがとう。
山ではやっぱりカメラには予備電池をさらにもう一個いるなぁと思いました。
私は未だにガラケイなのですが、
そうか「単3電池を使う充電器」持って行けばいいんですね。
情報ありがとうございました。
夜中に一気に読ませていただきました。
序盤はお天気が今ひとつだったようですが、終盤は素敵な光景に出会え
終わり良ければ…ではなかったでしょうか(*^-^*)
まだ一度も足を踏み入れたことがない山域
そして以前写真展をみたり、黒部の山賊などを読んで、いつか行ってみたいとおもっていた山域でもありあります。
今回のお二人を参考に是非、歩いて見ようと強く思いました。
なぁんて分かり切ったことを今さら感じたり^^;
あまり好天ではなかったようですが、この季節にこの天候で
雷に合わなかったのは幸いでしたね!それになによりも
鏡池のご褒美が、もう素晴らしいです、拝見していた月と
稜線の美しさもさることながら、朝のシーンも!
羨ましい山旅だこと、んもうっ^^
メーンの黒部五郎岳&カールの日は雨もなく源流で遊べたし
鷲羽~赤牛の稜線もきれいに見えたので、楽しかった印象の強い縦走だったんです♪
このルートは、お天気さえよければほとんど危険なところのないルートなので
yamausagiさんもぜひ歩いてみてくださいね。
日程が許せば、水晶へ回るコースも検討されるといいかと思います。
うふふ、公共交通機関利用も悪くないでしょ。
いつもクルマ派の方々のアクティブな動きを指くわえてみてますが
こんな時ばかりはね~(^^ゞ
今回の鏡池はほんとに素晴らしかったです。
私の中で好感度大幅アップでした。
ところで、スロトレさんお忙しくて今夏は縦走無しですか?
そろそろ次の山レポ拝見したいです。