フランスを旅する 6/パリを離れる・♪ 泉に水汲みに…
2015年 10月 30日
10月8日(木)フランス5日目。
きょうは今回の旅の目的地プロヴァンスへの移動日です。
パリ(Gare de Lyon)からTGV(Train à Grande Vitess/高速列車)でアヴィニョンへ向かいます。
アヴィニョン駅に着いて電車から降りるとちょっと暖かいみたい…ああここはもう南仏なんですものね。
駅にはこれからの道中五日間お世話になるタクシー運転手マルティンさんが出迎えてくれました。
どうぞよろしく。
私たちはLagnes(ラーニェ)という町(村かな?)の宿を起点にして、プロヴァンスを訪ねる予定ですが
きょうは途中でヴォークリューズの泉(Fontaine-de-Vaucluse)に寄って行きます。
世界一(5番目という説も)の湧水量を誇るヴォークリューズの泉は、
その水源がどこなのかが未だに不明なミステリアスな泉なのだとか。
さっそく、向うに見えている岩山(石灰岩?)の真下にあるという泉まで行ってみましょう。
泉から流れ出ているソルグ川沿いの道はヴァカンスの時期にはお土産屋さんもたくさん開いていて
とても賑やかなのだそうですが、今は閉めてしまった店も多くなんだか閑散としています。
町はこんなふうに岩山に囲まれています。
川に突き出たテラスのあるレストランでランチを済ませてから
ちょっと足場の悪い道を歩いて泉に向かいました。
からっとして爽やかなんですが、日差しが強くて帽子とサングラスがいるほどです。
「おや、これが?? なんだかなぁ???」なんて思ったら、この時期は湧き水が少ない時期なのだそう。
多い時には、今の水面上のえぐれている部分まで水があるのだそうです。
ちょっとがっかりでしたが…
でもね、ソルグ川がすごくきれいで立ち去りがたかったです。
<ソルグ川>
素晴らしい透明度の水、あまりにきれいなので水辺に降りて手を入れてみました。
あらっ、すぐに手をひっこめるほどに冷たいだろうと思っていたのに
そんなに冷たい水ではなくてちょっと意外。
この川の水を利用して大きな水車を回し、紙漉きをしている工房があって
漉いた紙を売るショップも併設されていました。
いろいろな植物を漉きこんだりした紙は、ちょっと分厚くて素朴な感じが素敵でしたよ。
さて、ポークリューズの泉とソルグ川の美しさを満喫した後は
プロヴァンスでの私たちの基地になるラーニェの宿 Hotel Le Mas des Gres に向かいました。
小さいけれど気持ちの良いこの宿のオーナー兼シェフ夫妻とTさんは旧知の仲。
あっ、Tさんはタクシー運転手のマルティンさんとも顔見知りだったんですって。
広々とした庭でラグビーボールを見つけた夫とTさんはさっそくボールのパスを始めました。
実は、この二人は学生時代のラグビー仲間。
バスケットボールの選手だったというM夫人はバスケットボールを見つけて見事なシュート!
私は雲梯に挑戦したりブランコ漕いだり、Mさんとバトミントン。
おや、T夫人は…あらら野原で花摘みです。
みんなでシーソーや卓球したり…と、夕食までのひとときをすっかり童心に帰って過ごしました。
明日からのプロヴァンス巡りが、とっても楽しみです。
2015.10.8(木)
パリ(Gare de Lyon・リヨン駅)9:19-(TGV)-アヴィニョン11:58.
★フランスを旅する7
★写真はクリックで拡大します。
一人旅も好きなんだけど、こういう同窓会的なのもいいなぁ。
南の方は行ったことがなくてこれからのレポが楽しみ。
(TGVは乗ったことがあるから羨ましがらない。)
いろんな記憶がごちゃまぜになってます。
あの頃ブログがなかったから記録することもなかったのです。
ぜひぜひいろいろアップしてください。
とっても楽しい旅だったよ。
何しろ旅名人と一緒だから安心してられた(^^。
南もプロヴァンスとニースの二か所だったけれど
見どころ満載だったので、頑張って書くね。
どこ行ったここ行ったって書くのって、
ほかの人にはどう映るんだろうってちょっと心配したりもしてるんですが
私はすでに記憶がごっちゃになっているので復習しながら自分のために書いてます。
ずっと後に自分で読み返して楽しめたらいいなと思いながら。
>ぜひぜひいろいろアップしてください。
saheiziさんにそう言っていただくと、嬉しくて書き続ける元気が出ます。
ありがとうございます。
こんな水の色の川は日本では見られないんじゃないかと思いました。