渡りの季節を迎え、冬鳥たちを観察できるのもそろそろお終いの時期がきたようです。
そこで久しぶりに、毎月第2日曜日の午後に開かれている葛西臨海公園鳥類園での
バードウォッチング(ガイドツアー/無料)に参加してみることにしました。
<トビ@葛西臨海公園 2017.3.12>
ツアーの1時間ではあんまりたくさんの鳥は見れなかったのですが
私は3種類の鳥を初めて「それ」として見ることができたし、
それぞれの写真も何とか撮れたのでちょっとごきげん?!
ハジロカイツブリとアオジとカモメがその3種類です。
<ハジロカイツブリ@葛西臨海公園 2017.3.12>
ちょっと離れたところにいて、
レンズで捉えた!と思う間もなくすぐに潜ってしまいなかなか撮れないでいたところの貴重な2枚です。
特徴的な赤い眼に光が入ってくれたとはいえ瞳がよく見えないのでなにやら不気味な感じがしますが、
拡大して見たら小さな黒い点が見えました。
ああよかったとほっとしたりして(^^ゞ
<ハジロカイツブリ@葛西臨海公園 2017.3.12>
後頭部というか頬のあたりに飾り羽になると思われる羽が扇状に少し見えているような気がします。
<カモメ@葛西臨海公園 2017.3.12>
くちばしと脚の黄色いカモメが、カモメという名のカモメだそうです。
この辺りでしか見られないとか。
赤い脚のカモメは散歩道でもよく見かけるユリカモメ。
カモメにはもう一種類セグロカモメがいますが、このときは見ることができず残念でした。
この狭い台の上では、コサギ・カモメ・ユリカモメ・カワウが仲良く羽を休めているところでした。
ここは川と海をつなぐ水路です。
<アオジ@葛西臨海公園 2017.3.12>
ガイドツアーが終了した後で、園の外周を歩いて「下の池(しものいけ/汽水池)」にも行ってみましたが、
途中の観察窓付近で出会ったのがアオジ(たぶん♂)でした。
アオジははっきりと見たことがなかったので、ぜひ一度しっかり見てみたいと思っていたのです。
思いのほか警戒心のない鳥のようで、全然逃げようとしません。
しっかり見るどころか、正面から見つめあったり?してしまいました(^^;
<アオジ@葛西臨海公園 2017.3.12>
たまたまそばを通った若いカップルが「なになにこの鳥。全然逃げない」と焦って?いるので
「アオジって言うんですよ。黄色いけどアオジ」なんて教えてあげちゃいましたけど
……こういうの、余計なお世話って言うんですよね(スミマセン(^^ゞ)。
<スズガモ@葛西臨海公園 2017.3.12>
キラキラ光る海面にケシ粒のように群れているのはスズガモだそうです。
海辺に沿って帯のようにずずずっと長い列を作っていて
望遠鏡で覗かせていただくと、「うようよと」と形容したくなるほどの大群でした。
①展望広場 ②タシギ ③タシギ(採食中)
④ホシハジロ♀ ⑤キンクロハジロ ⑥上の池(かみのいけ/淡水池)
⑦ハシビロガモ♂♀ ⑧葛西臨海水族園 ⑨メジロ
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