6月5日(月)@スロヴェニアから@クロアチアへ
スロヴェニア到着以来ずっと私たちの車を運転してくれているドライバーのジェリコさんも
この日は一緒の席でランチを済ませ(ジェリコさん、ビールやワイン飲めなくてごめんなさい(^^;)
一路、クロアチアへと向かった。
<ラストケ村@クロアチア>
写真は、クロアチア入国後に立ち寄ったラストケ村。
「ヨーロッパの美しい村30」に選ばれている小さくも美しい村だった。
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ラストケ村へ行くのにジェリコさんが選んだ道はどうやら抜け道だったらしく、
延々と続く村はずれのようなちょっと寂しげな道にいささかみんなが不安になった頃
やっと何処かの町の幹線道路に出て、明るい雰囲気の美しい村に着いたのだった。
すでに18時、あまり時間がないので急いで見て回ろう。
村の家々の間をきれいな小川が流れているのは,
この村がスルンチツァ川とコラナ川という二つの川が合流する中州のような地形にあるためだとか。
私たちは、これから今夜の宿のあるプリトビッツェ湖畔近くへ向かう途中で立ち寄ったのだが
あまりに時間が足りなくて村の良さを満喫できずちょっと残念だった。
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さて、時間を国境近くに戻そう。
下の写真は国境通過前スロヴェニア側(たぶん)にあった両替所だ。
なんだかパチンコ屋さんの景品交換所みたい?なんだけど(^^ゞ
スロヴェニアはユーロだったがクロアチアの通貨はクーナ、私は初めて聞くお金の単位だ。
クーナは円からの交換はできるかどうかわからないし、
クロアチア国内でないと交換が難しいと聞いていたので、
ここで日本で交換しておいたユーロからクーナに換金する。
わが家は差し当たり250ユーロから1800クーナへ。
後のドゥブロブニクの両替所で円からの交換ができ、
10,000円が545クーナだったので1クーナ18円強と言ったところか。
買い物をするときには1クーナ20円と思えば間違いがなくて計算が楽だった。
クーナは他国で使えないようなので、
帰国便のドゥブロブニク空港で使い切ってしまったつもりでいたが
お財布の中に硬貨が3っつだけ残っていたのに気付いたので記録しておこう。
なかなか素敵な硬貨だ。
2クーナ(表) 1クーナ(表) 10リパ(表)
2クーナ(裏) 1クーナ(裏) 10リパ(裏)
「中世にテンの毛皮が貿易に使われていたことに由来している」とあったので
クーナ硬貨の1や2の数字の下に描かれた動物はテンなのではないか
と思ったのだが、イタチと記述しているサイトもあって…ううむ。
そして、クーナの1/100通貨が「リパ(LIPA)」で、これは「リンデン」の意味だという。
リンデンと言えばドイツ語で「西洋菩提樹」のはず、
10リパの図柄は表裏ともいかにもリンデンの花と葉だ。
1クーナと2クーナの鳥と魚はなんだろう。
熊の図柄だという5クーナ硬貨を取っておかなかったのが返す返すも悔やまれる。
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ところで、
パスポートの入出国スタンプが自動車になっている!
ワタクシ、陸路で国境を越えるのって初めてだったかもしれない。
しかし…パスポートのスタンプがあちこちのページに飛んでたり逆さまだったり。
かの国はやっぱりなんともアバウトだ。
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★東欧の旅 ⑩ へ続きます(
こちらから/長くなってすみません)。