お気に入りが…
2017年 09月 16日
同郷の古くからの知己が、「更地を見るたび悲しくて。
それでもあそこを通ります」とメールをくれたことがありました。
この家で営まれた家族の暮しの記憶も。
笑い声や泣き声も。
残念ですね・・・
でも、こんなに立派な住宅街の真ん中に建っていたのですね。
今度は、周囲と同じような近代的な建物が建つのかな。
残念だけど、このお気に入りのトタンの家や錆びの美しさは、パレットさんの写真のおかげで、みんなの記憶の中にしっかり残りますね。
ここも今はすっかりきれいな更地になっていて、
私も通るたびに足を止めて見つめてしまいます。
散歩の楽しみの結構な部分を占めていた建物だったので
とても残念です。
今どきの建物はなんだか薄っぺらで
古びた時、こんな存在感を持てはしないだろうと思うのです。
いつまでもそこにあって欲しかったのですが。
残念ですよね。
散歩の途中、立ち止まって見てしまいますが
次にどんな建物が建ってもいままでのイメージが強すぎて
通るたびにいつまでも心がざわついてしまいそうな気がしています。