そらいろのパレット

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カテゴリ:街暮らし( 260 )

ギャベ(GHABE・GABBEH)


カラリとした秋晴れの日。
部屋に風を通しながらちょっと模様替えでもしようかしらと思う。
とりあえず、夏の間しまっておいた絨毯を引っ張り出して裏返し、丁寧に掃除機をかける。
あれっ? 端っこに貼ってある紙は何だったろう。
MADE IN IRAN…ふむ、イランか、そうよねペルシャだものね…遠いな、あっ絨毯の出生証明ってとこね。


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GHABE(ギャッベorギャベ) ともありますよ。
ギャベはもともとはペルシャの遊牧民がベッドのようにして使っていたという絨毯。
その重い形状から「ギャッベ(garbage=ゴミ)」と言われて
ペルシャ絨毯の中でも商品価値のないものとして扱われていたのだとか。
でも、近年その素朴な雰囲気が好まれるようになって市場が拡大し
はるばるわが家にもやってくるようになってきたということなんですね。


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遊牧民の暮らしを映す素朴なデザイン、自然の草木で染めた柔らかな色合い。
羊毛で織られているので夏涼しく冬暖かいのが何よりだし
手織りの持つ温かみに織った人のことを想像する楽しみまでが加わるのがまた嬉しい。
今回の成り行きで思いがけずあちこちのサイトを当たっていたら
結婚の際には3枚を織り上げて嫁入りするならわしだったなどとの記述も見かけたし
あらためて、織り込まれている模様のそれぞれの意味も知ることができた。


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「長寿」や「健康」を願い樹齢の長い糸杉やナツメヤシなどをモチーフにした樹木『生命の木』。
大切に子育てをする『鹿』は「家庭円満」を、『羊・山羊』は「不自由のない暮らし」を意味し、
四角形の『幸せの窓』は「幸せを呼び込む」入り口で、「邪悪なものを防ぐ」意味を持っているのだそうだ。
花咲く牧場に羊や鹿が遊んでいて可愛い模様だとは思っていたが
それぞれにひたむきな願いが込められているのを知れば一段と愛着も湧くというものだ。


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夏の間楽しんだグリーンカーテンもなくなってすっきりとし、
クッションカバーを秋色に取り換えたらこの小さなリビングも少しは秋らしくなったかな。
幸せな暮らしの願いを込めて織られ、はるばる遠い国からやってきたギャベ。
100年以上長持ちするとも知ってびっくり、
ずっと大切にしていかなくちゃと思った爽やかな秋の日の昼下がり。





by pallet-sorairo | 2016-10-22 09:22 | 街暮らし | Comments(18)

黄身餡


十六夜の月が黄色い色をして昇ってきた。
ああ、美味しそう。

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翌日、買ってきた「乱菊」という生菓子。
黄身餡でとっても美味しかった。
久しぶりにお抹茶などたててみました。


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<2016.10.16>


この月がその「美味しそう」だった月。
美味しそうでしょ?
黄身餡思い出すでしょ??



by pallet-sorairo | 2016-10-20 08:42 | 街暮らし | Comments(14)

チャツネ

 
ちょっと前の話しになってしまいましたが、紅玉をまた見かけたので即お買い上げ。
駅のコンコースの青森野菜出店コーナーで一袋2個180円でした。
デパ地下で見かけたのより小さいけれどずいぶんお得なので4袋ゲットの巻です。


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8個のうち4個とレモン半分で再度タルトタタンに挑戦しましたが
やっぱりいまいちの出来上がり、ううむ。
3度目の正直と再々チャレンジしようかなとも思いますが、
そのころはもう紅玉の時期も終わっているので違うリンゴで作ることになるでしょう(^^ゞ


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さて、
残りの4個ではジャムを作るつもりだったけれど
いつもブログにお邪魔しているfuskさんが
ちょうど「チャツネ」の作り方をアップなさったところだったのでそのレシピを拝借し、
レモン汁をかけて蒸し煮したリンゴが柔らかくなったところで半分別の鍋に取り分けて
初めての「チャツネ」にチャレンジしてみました。
ジャムに比べたら砂糖(きび砂糖)全然少なめ、玉ねぎのみじん切りも入ります。


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炊き上がったらたっぷりのシナモンのほかに洋酒漬けのレーズンも入れるとのことなので
わが家にあったブランデー漬けの梅酒に干し葡萄を漬けてふやかして入れました。

おお! なんか…
おとなの食べ物って言う感じ(^^。


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4個の紅玉で、ジャムひとビンと少しとチャツネひとビンができました。
見かけが似ているので間違えないように、チャツネのビンにはマスキングテープを巻きました。

しかし、はて「チャツネ」っていったい何?
ハウス食品のサイトには「野菜や果物に香辛料を加えて煮込んだり、漬けたりして作るソース
またはペースト状の調味料で、インド料理には欠かせません。」とありましたが
ウイキペディアで調べてみたら
「ヒンディー語で「舐める」を意味する「チャートゥナー」に由来する」とのこと。
なるほどね。



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ジャムに赤い色を出したかったのでチャツネも皮付きのまま作ることになってしまいましたが、
あらためてfuskさんの写真を見てみたら、皮をむいてもう少しかたちも残してありました(^^;

作った翌朝にはトーストに塗って、
晩にはポークソテーに付け合わせてソースのような感じで食べてみました。
思った通り、深い味わいのあるおとなの味でした(^^。



by pallet-sorairo | 2016-10-16 12:18 | 街暮らし | Comments(10)

ひっくり返すだけ?!


タルトタタンを作りながら「これって、アップサイドダウンケーキじゃん?」と気づく。
本来のそれとはちょっと違うけれど「焼いてひっくり返す」という手順は
「アップサイドダウン」そのものではないか!


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少々因縁めくが、今年のお正月に家族で集まった時、
何の話しからか、息子が「お母さんの焼いたアップサイドダウンケーキ」を話題にしたのだった。
「あっ、覚えてる!」「よく焼いてくれたよね」
焼いた本人はすっかり忘れていたのに、
子どもたちにはわが家の特別なおやつとして記憶に鮮明に残っているのだという。

いま、娘や息子が子育てしている様子を見聞きするにつけ、
自分の子育ての不十分さを思い知るこのごろだったので
娘の「ひっくり返した時に出て来た模様の色合いまで覚えているよ」
という言葉にもびっくりしてしまった。


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たぶん、昭和50年代終わりから60年代に入ってすぐの頃のことだ。
アップサイドダウンケーキの作り方なんてどこで見たのだろう。

あの時代、仕事を持ちながらの子育ては忙し過ぎて何もしてあげられなかったし
つくづく未熟な親だったなぁと思っていたけれど
ああ、子どもって、そんなことを覚えていてくれるんだと
なんだかほんの少しだけ肩の荷が下りたような気がしたりして…。





思い出しついでに
アップサイドダウンケーキの本なんてあるのかしらと本屋さんをぶらぶらしてみると
おや「ひっくりかえすだけ…」ってありますよ!
私のは缶詰のパイナップルや砂糖漬けのチェリーなどを使ったものだったけれど
この本ではすごくいろいろなものでアップサイドダウンしている。
もちろん
迷わずお買い上げ。

懐かしいアップサイドダウンケーキ。
さて、どれから作ろうか。


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★『ひっくりかえすだけ! Upside down cake =アップサイドダウンケーキ=』
 森崎繭香
 日東書院 2016  
 1,300円

by pallet-sorairo | 2016-09-28 11:06 | 街暮らし | Comments(6)

タルトタタンもどき


ジャムを作った残りの紅玉で、アップルパイではなくタルトタタンにチャレンジしてみました。
たくさんレシピがあってどれでやってよいのやら迷った末に
初めてなので、まっ、いろいろなレシピを適当に突き合わせて焼いてみましたが…


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型は直径18cm。
リンゴがあと2個は欲しかったかも。
ほかに、バター、グラニュー糖、レモン汁、シナモン。

 
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フィリングの煮方が悪かった?
(もっとカラメルっぽくしなくちゃね?)。
リンゴに合わせたので砂糖とバターの量も少なかったし?
型に隙間なく詰めたら、これにパイ皮をかぶせて焼きます。


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焼きあがり。
あちゃ、パイが波打ってる!
長方形のパイシートの張り合わせ部分をもっとなじませるべきだったな。
私の場合、パイシートはもちろん冷凍ものなので指示通りにやったはずなんだけれど
層ができるどころかパイ皮がうまく膨らまなかった。
(リンゴが少なくて真ん中が沈んでしまったかも)。


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裏返せば出来あがり。
焦げてる?! ちょっと時間をかけすぎちゃった。
あらまっ、
なんだか、できそこないの<でかハンバーグ>か<チキンソテー>みたいだわ。



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一日置くと味が馴染んでおいしいとあったのでそうしてみたら
けっこうおいしかったんだけれど。

だいたい、初心者なのに「アレンジして」っていうのが生意気よね(^^;
あと2・3回チャレンジしてみようかなとは思うけど
やっぱりダメだったら、アップルパイのほうが無難かな。

いろいろ反省点があったので、次回のためにメモしてみました。
では~。


by pallet-sorairo | 2016-09-24 09:38 | 街暮らし | Comments(16)

before & after


スーパーで紅玉を見かけた。
ためらわず籠に入れる。
もう出るころではないかと、気にしていたのだ。
もちろん、ジャムを作るため。
小さなのが4個で350円を二袋とレモンを一個。


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台風の影響で野菜がとっても高いが
このリンゴの値段は高いか安いかよくわからない。
小さめなレモンと比べてもこの大きさ。
ずいぶん小さい。
刻んで煮るので、この際大小は関係ないけど、
紅玉は出回る時期がすごく短いので見かけたときに買わないと!


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18cmの鍋で作ったら5個でいっぱいいっぱい。
煮詰めたらこれだけになった。
煮沸したリサイクルのビンにふたつ。
きれいな色を出したくて皮も一緒に煮たのに
なんだか思うような色が(味も)出なくてちょっとがっかり。

でも、今朝になったら少し落ち着いたのか
色はともかく味はマイルドになって
ヨーグルトに入れてみたらまあまあの味になっていた。
これだけあればしばらくは食べられるだろう。


残った3個のリンゴは…アップルパイにでもしてみよう。
急に涼しくなって、
久しぶりにオーブンを使ってみようかなと思えるほどだから。




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by pallet-sorairo | 2016-09-20 11:05 | 街暮らし | Comments(12)

朝の風景


9月9日(金)きょうは重陽の節句だとか。
いよいよ秋本番。
わが家の辺りは朝からいいお天気だが、このお天気もきょう明日だけというから
散歩道の田んぼでは明日あたり稲刈りがあるかもしれない。

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朝6時。
カーテンを開けると朝顔の葉から漏れる木漏れ日が壁に映ってきれいだった。
部屋には夫の淹れたコーヒーのいい香りが漂って、
夜のあいだ中つけていた扇風機がまだのんびりと首を回している。

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ベランダに出て少しばかりの植木鉢に水をやり、朝顔日記のために朝顔の数を数える。
本日、角さん26個、丸さん11個、ちょっと少ない。
花も小さくなって、そろそろお終いかななんてチラと思う。

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空も見る。
たぶん鰯雲でも鯖雲でも羊雲でもないちぎれ雲が広がっている。
陽が昇るにつれて、青空の部分が多くなってきたようだ。

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部屋に戻ると、少しの間にだいぶ日差しが移動して
床いっぱいに朝顔の葉影が映っていた。
陽射しの移動する角度に連れて床に映る陰も濃くなりながら短くなって
やがては消えてしまう様子を、見るともなしに見ているのも面白い。


こうして
わが家の一日が始まる。


by pallet-sorairo | 2016-09-09 09:36 | 街暮らし | Comments(10)

文房具


別に切手収集の趣味があるわけじゃないんだけれど
郵便局の前をたまたま通りかかった時などちょっと覗いて、
面白そうな記念切手などあったら買ったりはしている。

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で、これは毎年7月23日に発行される「ふみの日切手」2016年版。
山の日制定記念切手を買いに行ったときに一緒に買って来たものだ。
7月23日なのは、もちろん文月(ふづき・ふみづき)23(ふみ)のごろ合わせで、
今年のデザインは52円、82円ともに文房具だった。
82円のほうがはっきりした図柄で可愛かったけど
封書ってこの頃滅多に出さないので52円切手だけお買いあげ。
1シート10枚520円、シール状。
シートの裏に「毎月23日は「ふみの日」です。」と書いてある。

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こちらの切手は「野菜とくだものシリーズ 第6集」。
最近出ている切手の中では一番好きなシリーズだ。
デザインも色遣いも秀逸だと思う。
それぞれ一枚ずつはがれているのは使用済みの場所
クリップと茗荷。

ハガキはお礼状や季節のご挨拶などに私が重宝している
鳩居堂の「鳩だより」横書き用。
そっけないほどのシンプルさが気に入っている。
薄紅色と水色があるのは気分や用向きによって使い分けているから。

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秀逸といえばこのセロテープケースも素晴らしい。
家庭ではあんまり使わない?けど、いざと言う時にないと困るセロテープ。
普通の台はテープを引っ張り出しておくとほこりが着いてしまっているし
台を使わず巻き終わりを折り込んでおくだけにしても、端っこの処理が面倒。
手のひらサイズのこれは
親指と人差し指でそれぞれの矢印方向にスライドさせるとカッター部分が現れてすぐに使える。
たまたま、コンビニで売っているのを見かけて買ったもの。

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ああ、こんなものも思い出した。
PhotoHanger。
ハンガー状のクリップに写真を挟んで引っ掛けられる。
フレームに入れるのも大げさなと思う時、画鋲では大切な写真に穴が開いてしまう。
ちょっと遊び心もあって面白いなと思っておみやげに買ったんだった。


それにしても、最近はパソコンとプリンターで済ませちゃうことが多くて
文房具って滅多に買わなくなってしまった。
第一、昔は小学校のそばには必ずあった文房具屋さんがまちから消えてしまった。
銀座には文房具専門の楽しい店がある一方で
普段はなんでも百均かコンビニかスーパーで間に合わせてしまうって
やっぱりなんだかちょっとつまらない…ような悲しいような…
そんな気がする。





★写真はクリックで拡大します。

by pallet-sorairo | 2016-09-07 07:57 | 街暮らし | Comments(16)

待ち時間


定期健診の血液検査で規定値より高い数値の項目が出て
エコーを受けるようにとの指示。
9月2日、予約の時間に余裕を持って出かけ読書しながら順番を待つが
私の番が近づいたというのに私の前の人もまだ待機中で、
結局一時間以上も待ってしまった。
検査の結果は特に異状なしだったし、本もだいぶ読めたので私はまあいいんだけど
これって、ドクターの職務終了時間も押せ押せで遅くなるわけでお気の毒…
予約時間って何なんだろうなんてちと思う。

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検査の後、会計フロアで待っていると
隣席のご婦人から声をかけられた(ような、かけられないような)。
「わたくしね、88歳なの昭和3年生まれ」
「まあ、かくしゃくとしてらしてお元気そうですね」
と言ってしまってから、ここが病院であることを思い出す。
「ほほ、そんなこともないですけど。昔からお転婆で。
山が好きだったんで若いころは夏休みに山小屋で手伝いのアルバイトなんかしてたのよ。」
「はっ、どこの小屋でですか?」
「五竜の小屋」。
山の話しとなると私もつい身を乗り出してしまう。

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<9月2日/我が家の朝顔・角さんと丸さん、あっちとこっちから伸びた蔓を握手させてみた>

リフトのないころからスキーをしていたという話しや
昔はお米を持って行って山小屋へ泊まったという話し、
夏山の時期は舅さんの介護を交代してもらって縦走に出かけたけど
こんな年になると、一緒に遊んだお友だちももうみんな逝っちゃって等々…
具体的な山の話しには私がそれなりに相槌を打つものだから
いい聞き手を捕まえたとばかりに次から次へと話が繋がっていく。

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<9月3日朝/もうすっかり秋の空だ>

しかし、
なんで一面識もない私にそんな話を振ってきたのだろう。
私の横顔に「山好きです」って書いてあったとか?? まさか。
誰かとお話ししたかっただけなのかもしれないけれど。


ところで、
あの方はほんとにご病人だったのかしら…
ううむ。



by pallet-sorairo | 2016-09-03 07:09 | 街暮らし | Comments(14)

焼きとうもろこし


お祭りやイベントの屋台で売っている焼きとうもろこし、
「美味しそうだなぁ」と思いながらもいつも横目で見ながら通り過ぎていた。

「食べてみたいんだけどねぇ」なんて話をしていたら、
娘が「あら、お母さん。超簡単よ」と作り方を教えてくれた。
聞いてみれば
なに、作り方と言うほどのこともない。
皮をむいてそのままガスレンジの魚焼きグリルに放り込めばいいのだという。

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わが家のグリルは両面焼きだから、そのまま焼きあがるまで待ってみる。
上下が焼けたところ(9分)でも十分食べられたが
焼き目をもっと付けたくて90度回して左右だった面もまた焼いた。

うむ、なんと美味しそうな!
刷毛でお醤油を塗れば完璧なんだろうけれど
それすら面倒で直接たらりと垂らしてみた、でも、それで全然OKだった。


これって、もしかしたらみなさんとっくにやってらっしゃるのかな?
私にとっては、これからの夏のお楽しみの定番になりそうです(^^ゞ




by pallet-sorairo | 2016-08-07 08:38 | 街暮らし | Comments(6)