3/5 北八ツ その1(渋の湯から高見石)
2011年 03月 08日
茅野10:25発の渋の湯行きバスは、増発されて2台で出発です。
絶好の山日和、山麓はすかり春めいていて道路にはほとんど雪がありません。
バスに揺られて一時間ほどの渋の湯で一緒に降りたのは、ほとんどが高見石小屋のスノーシューツアーのみなさんでした。
ゆきさんと私も身支度を済ませ出発。登山届を出して、橋を渡ります。
渡ってすぐの分岐で直進は黒百合、私たちは左手の高見石への道に入ります。みなさん早くて、届を出している間にもう見えなくなってしまいました。
こんなところや
こんなところで、沢を渡り返しながら
森の中を進みます。
渋の湯から一時間と少しで前方に賽ノ河原が見えてきました。
吹きさらしの場所での風を心配していましたが、きょうはとても穏やかです。
後ろに見えるのは中央アルプスと御嶽山。なんて素敵な山日和なんでしょう♪
視界が開けると…
賽ノ河原にはたっぷりと雪がついてすっかり青と白の世界です。
赤布の竿が立ってはいても、ガスの時には不安になるに違いない開け方ですが、きょうは前を行く人の赤や黄のウエアがよく目立ち、この広い雪原にいるのが私たち二人だけでないのがよくわかります。
残雪期にここを下ったことがありますが、きょうのほうがだんぜん歩きやすい。
暖かなうえに風がないので、とってもいい気持です。
写真を撮りながら30分ほどで賽ノ河原を抜け、また森の中を行きます。
時々上を見上げると、白い樹々の間から優しげな水色の青空が見えて素敵です。
午後二時半、きょうの宿、高見石小屋に着きました。
煙突からゆったりと煙が流れて行きます。
ひと休みして、小屋裏の高見石へ登ります。
もう少し高い所だったはずだけど…。そういえば、小屋のテラスも…。
なんだかヘン…と思いめぐらせて可笑しくなりました。雪が積もって「底上げ?」されていたんでした。
遠くに見える
北アルプスの連なり。
眼下に見える、凍った白駒池。
ぐるりの景色を楽しんで、小屋に戻ります。
小屋二階。炬燵が二つ。通路をはさんで両側に寝ます。
部屋はちょっと寒めですが、お布団はふかふかでとても暖かでした。夕食後に星の観察や振る舞い酒があるのも嬉しい心配りです。
小屋一階の薪ストーブ。奥が食堂です。
食事も美味しく、朝食は山小屋には珍しくパン食でした。
明日も良いお天気になりますように。
2011.3.5.(土) (私たちのおおよそのコースタイム)
茅野(バス)10:25-渋の湯11:22/11:50…賽ノ河原13:20~13:50…高見石小屋14:30.
※バス情報 http://www.alpico.co.jp/access/route_k/suwabus/
※二日目のレポ(こちら)に続きます。
palletさんや、ゆきさんが、渋の湯へのバスの車窓から見られた景色を
あの日、私は2回も見ましたよ。
同じ道を通りましたから・・・(^-^*)
泊まりで雪山なんていいですね。
翌日はどんなだったのかなぁ
楽しみ楽しみ(*^-^*)
はなねこさんは、北横岳だったのね♪
ホントにいいお天気で、展望バッチリだったでしょう!
たぶんはなねこさんと同じ時間のロープウエイに乗ったはずの
若い単独女性と高見石でお話しましたよ。
はなねこさんもここまで来ればよかったのに~[E:happy01]
このコース、私も大好きです♪
いい天気に恵まれてよかったですね!あ~今年はこの風景を見れないなぁ・・・残念。
高見石小屋の混雑具合はいかがでしたか?
はなねこさんのところにも書いんですけど、
この日黒百合ヒュッテが布団一枚に3人以上と言われ即刻却下(笑)でした。
それから半ズボン(*^_^*)
2000m以上ではまずいと思うので、北ヤツなら長ズボンで行きますよ~、ご安心ください♪
半ズボンの楽さを知ってしまってからずっとこのまま夏も冬も・・・になりそうです。
足上げが楽なんです!そしてタイツ二枚重ねで全く寒くないんです、不思議と。
この温かさを知ってから家でもGパンはかなくなり(Gパンって腰が冷えるので)、スパッツ&レッグウォーマーで過ごした今年の冬でした(^^♪
やっぱり雪の北八つは素敵ですよね♪
palletさんと言いはなねこさんと言い
どうして私の心を揺さぶるの~~?(笑)
な~んちゃって♪
palletさんのレポでもうノックアウトです(笑)
北八つはシラビソと雪の絵が素敵なんでしょうか
日本とは思えない絵になる景色ですよね。
あぁ・・・来年どこ行こうか悩むぅ[E:happy02]
続きも楽しみです^^
高見石はお布団一人一枚のスペース。余り(5・6枚?)ありでした。
炬燵でおしゃべりした翌日に天狗予定の方は、
黒百合の混雑を避けて高見石に来たと言っていましたよ。
私も夏山縦走の時は、(年甲斐もなく[E:bleah])半ズボン[E:coldsweats01]です。
もちろん、私は山に入ってからネ。
心揺さぶってしまってごめんなさい。
森林限界を超えない雪山なら私でも行けるかも
と思ったのは、ネットを始めてからです。
お天気さえ良ければ、ほんとに素敵。
かわみんさん、来年はどこへでも~[E:happy01]。