イタリアの旅(その1) ミラノ
2013年 05月 27日
2013.5.13(月)~23(木)でイタリアを旅してきました。
長いレポ(というより私自身の復習かな(^^ゞ)になりそうですので、
お時間のある時に時々覗いていただけると嬉しいです。
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第1日 5/13(月)
14名+添乗員1名の比較的こじんまりしたツアーで出発です。
成田10:25発(スイス航空LX161便) チューリヒ着 15:50
チューリヒ17:45発( 〃 LX1636便) ミラノ着18:40
(飛行時間合計13時間05分)
☆時差はマイナス7時間(この時期はサマータイムが始まっていた)
☆ミラノ泊。
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第2日 5/14(火)
ボンジョルノ イタリア! 旅の初日は願ってもないお天気です。
でも…まだ時差ボケでなんだかふわふわと連れて行かれるままに動いているような一日でした(^^ゞ
この旅ではおもな移動はチャーターした大型観光バスで、あとはひたすら歩きます。
ミラノの街で初めて目にした街路樹はマロニエ。
花の盛りを過ぎてはいましたが、白花のマロニエが何とはなしに異国にいることを感じさせます。
では、出発!
①スフォルツェスコ城
ミラノを統治したヴィスコンティ家が14世紀に建造、
その後スフォルツァ家が増築してミラノ最大規模にした城塞とのこと。
ルネッサンス様式の代表的建築。
時計塔の門をくぐると広い中庭になっていて、敷地内には博物館もあります。
中の写真は掘割、右・遠くに見える白い門は凱旋門です。
②ドゥオーモ / ③ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世ガレリア
スカラ広場中央右手奥にはヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世ガレリア入口の門?の上部が見えています。
これが?と思うほど地味で思いのほか小さな印象の建物ですが、
内部は全面ステンドグラスで絢爛豪華、2000席以上あるのだとか(自由時間に見てくればよかったなぁ)。
ドゥオーモ広場とスカラ広場を結ぶ十字形のガラス屋根、元祖アーケード街といったところでしょうか。
優美なアーケードに有名ブランド店のショップやカフェが並びます。
アーケード内部の雰囲気を損なわないように、店の外観に一定の規制があるようです。
壁のフレスコ画は「ヨーロッパ」。(他の3面はアジア・アフリカ・アメリカのテーマで描かれている)。
すっかり擦り減ってしまっているが、ご利益やいかに?
左手に見えるのがヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世ガレリア入口(出口?)。
私はガレリアを出た瞬間、思わず「おおっ」と声をあげてしまいました。
すごい! なんてきれいな建物なんでしょう!
大理石の柔らかな天然の色合いがなんとも素敵です。
空に向かって伸びていく尖塔の先を眼で追うと、天に吸い込まれていくような気持ちがします。
ガレリアは、閉鎖空間から出てこの建物を初めて目にする劇的な効果を期待して造られたのではないかしら
…と思います。
ドゥオーモの中は荘厳な感じあふれる空間、何しろ天井の高さのスケールが想像を超えているのです。
重い大理石をどのように積み上げていくのか、どうやって天井を支えているのか…
説明されても私にはなかなか理解できませんデス。
私たちは後陣にも入ることができて、3つの大きな美しいステンドグラスも見ることができました。
(ドゥオーモ内は写真不可…だが有料可とか?)。
マドンニーナという愛称で呼ばれ、市民にとって象徴的な存在だそうです。
市民といえば、一昨年の東日本大震災の追悼ミサが行われた時には
この大聖堂(4万人の収容力があるそうです)にあふれんばかりの人が集まって、
日本のために祈りをささげ、募金を集めるなどしてくれたとのこと。なんとありがたいことでしょう。
ガイドさん(日本人)のお話を聞いていて、胸がいっぱいになってしまいました。
④ブレラ美術館(自由時間に)
午後はサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ『最後の晩餐』を見に行くことになっていますが、
予約時間が16:15からなので、昼食後3時間弱が自由時間です。
ひとまず添乗員さんお薦めのブレラ美術館へご一緒させてもらうことになりました。
ロンバルディア派とヴェネツィア派の作品(…って、よくわからないけど(^^ゞ)が、
それこそ「これでもかこれでもか」というほどたくさん壁いっぱいに展示されています。
ところで、写真左手(中庭中央)の銅像は、ナポレオン像です。
1797年、ナポレオン率いるフランス軍がオーストリア軍を破ってミラノに入城。
イタリア各地から収集した美術品をこの建物に集めて、1809年自身の40歳の誕生日に一般公開したとのことです。
入口から入ってすぐにこの光景が目に入って、
私は「あらっ、ラファエロの『アテネの学堂』みたい」って思ってしまいました。
私たち(私と夫)はこの後またスカラ広場まで戻りましたが、
ドゥオーモに上るには並んでいる列が長すぎるし、スカラ座博物館へ入るにも中途半端な時間。
午後の光線の具合もよいのでドゥーモ広場で写真撮影をしたりジェラードを買って食べたり、
ウィンドーを覗いたりと、この旅初めての自由時間を気ままに過ごすことに決まり!です。
⑤サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 / 『最後の晩餐』 ★1
ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』を見るサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会です。
教会前の広場では、周りのベンチに座る観光客など気にせず、
近くにある学校や保育園帰りの子どもたちがサッカーをして遊んだりシャボン玉を飛ばしたりと楽しそう。
夫が「村の神社の境内って感じだな」とつぶやいたのが至極ぴったりでとても印象に残っています。
この教会の向かって左側にドメニコ派の修道院があって、その食堂の壁に『最後の晩餐』があるのです。
もちろん写真撮影は禁止。入場は予約制で、一度に最大25名15分。
食堂内は厳しく空調管理がされているので、
入る前には入館者についている埃を落としたり体温を下げたりする小部屋まであるんですよ!
で、『最後の晩餐』(1495~1498)。
いろいろな本やポストカードなどで写真を見ていましたが、私の印象ではどれもまったく「違うもの」でした。
オリジナルに近い状態に修復なったという壁の絵は、もっと淡い色合い、柔らかな印象。
人物の表情、テーブルの上のさまざまな食べ物や食器、几帳面に描かれたテーブルクロスの折り目跡、
一点透視法のテクニック、光と影の表現…見るべきものがありすぎていつまでも見ていたいと思わされました。
さすがに、
ダ・ヴィンチは素晴らしい。
☆明日はヴェローナとパドヴァを経由してヴェネツィアへ向かいます(レポはこちらから)。
☆5/13.14.ミラノ泊 ; 2泊ともHドリア グランド(DORIA GRAND)。
☆レポ中の★印は今回見た世界遺産の印です。
イタリア旅行に行かれたと聞き、どこを旅されたのかわくわくしていました。
ミラノの大聖堂って本当に素晴らしいですね。石の色が白くて綺麗!
わたし、イタリアはローマに2回、アシジに一回しか行けなかったんです。
ミラノも行けそうで行きそびれた場所なんです。素敵なレポで嬉しい!
イタリアとか歩くとローマ時代の遺跡の素晴らしさとか、ロマネスク様式の教会とか
バロック建築とか・・・ホントにスゴイ文化、遺産だなぁって思いました。
また、行くチャンスがあるかなぁ~無いかなぁ~?
最後の晩餐・・・生で見たら素晴らしいのでしょうね。
続きも楽しみです。イタリア羨ましい~な~!
すごくキレイな写真ですね~!
撮られてる写真のアングルからpalletさんの知性をひしひしと感じます。
オ××な自分とは大違い(笑)目に映るものが違うんだからしょうがないですね^▽^;
最後の晩餐、やっぱり見たかったなぁ・・・と思いました。
又行けばいいや、と思いつつ、そう長い休みは取れないですもんね。
いつかまた、を励みに一生懸命働きます(か)!
>ミラノの大聖堂って本当に素晴らしいですね。石の色が白くて綺麗!
大理石って産地によっていろいろな色があるんですって。
それぞれがとってもきれいだけど、
ここのは乳白色と淡いサンゴ色っていう感じが柔らかな印象で素晴らしかった。
イタリアは町全体が歴史そのままで、
それが今まで残されているっていうのがすごい!と思いました。
アシジにも行きましたよ♪
「最後の晩餐」は素晴らしかったです。
またぜひ旅されんことを!
行く前と帰ってきてから、cyu2さんのレポ参考にさせてもらいました~。
私はcyu2さんのくっきりした写真見て、「一眼ほしいなあ」と思いましたよ。
あとからあとから見るものが出てくるので、
何処を見ているのかわからずにいたなんてこともあって
復習しながらレポ作るのがタイヘンなの(^^ゞ
「最後の晩餐」は外国に出ることはないから、もう一度イタリアへ行ってぜひ!
いつかまた、きっと行けますよ♪
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