花の道をゆく④ 8/8 白馬岳~雪倉岳~朝日岳
2013年 08月 16日
いったん下ってこれから向かうのは、前に立ちはだかるあの大きな山です。

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第2日 2013.8.8.(木)
昨夜は一晩中強風が吹いていて、何かがバタバタと音を立てていました。
きょうは、どうやら「晴れ一時曇りか霧」の天気予報が見事に当たった…ようです。

振り返ってみれば、今越えてきた白馬岳の山頂がガスの中にぬっとした姿を見せています。

きのう見えたから、まっ いいか。

何があるのかしら。

アオノツガザクラとミネズオウとチングルマとハクサンコザクラ、あらっ咲き終わりに近いけどウルップソウまで!

おや、反対側の斜面にはコマクサが…。


美の共演(うふふ)。

カラフルな花たちに勝るとも劣らない残雪の描き出すゼブラ模様もとりどりに。

忘れな草に似たとっても可愛い花。

シナノキンバイの黄、ハクサンイチゲやチングルマやコバイケイソウの白、
コイワカガミやハクサンコザクラのピンク……つくづく、青い空がほしいです。

ステップは切ってあるようですが、結構長くて急な斜面です。気を付けて行きましょう。

あっ、青空が出てきたかしら!

写真中央付近に見えてきた建物が雪倉岳避難小屋ですね。雪倉岳の山頂がかろうじて見えているのかしら。

何もないように見える砂礫の間にも、イブキジャコウソウやタカネシオガマなどが健気に咲いているので
踏みつけないように足元に気を付けて進みます。

避難小屋で少し休んで、雪倉岳への登りにかかります。登りのつらさにふうふう言いながら「もう少し」と思っていたのに、ガスの中に突然ひとの影。
雪倉岳の山頂に着くと一瞬ガスが消えて昨日歩いた稜線が姿を現しました。嬉しい♪

なんたって、これからどんどん下ってまたあのどでかい山に登らなけらばならないのですから。

前方の朝日岳の左下肩には、きょう泊まる朝日小屋がみえていますよ♪



白いコウメバチソウ、黄色いニッコウキスゲ…色とりどりの花の道が続きます。右上にちょっと見えてきた小さな池は雪倉池のようですが…
「あっ!ハート形!!」とゆきさん。
ほ~んと、きれいな💛型をしています。

これが燕岩かと思いましたがどうも違うようですね?
右手には気持ちのよさそうな沢も流れていて、水辺で休憩の方も見かけました。

この辺りにもいろいろな種類の花がカラフルに咲いていますが、中でもシロウマアサツキが目立つようになりました。紫色のポンポンネギ坊主がとっても可愛い。← もうすぐ咲きそうなつぼみも可愛いです (^^ゞ
ここからはほぼ左へ直角に折れてガレの中を行くようになります。

樹林帯に入り風の通り抜けない細い道を行くようになりますが、さすがに暑い!です。
ひたすらせっせと距離を稼ぎます。

すぐ下には、ここから始まる木道と水場が見えていました。

コバイケイソウの向うには、朝日岳があんなに大きくなりました。

ここは、右手から取り付きました。

確かにV字状…ここにもハクサンコザクラが花の盛りです。

ここは、V字にうす焼きせんべいをふわりと乗せたよう…
水平道はつい10日ほど前にやっと開通したばかりですが、この2・3日で急激に雪解けが進んだようです。
「…5メートル以上離れてね~」とゆきさんに声をかけて、足場を選びながら怖々進みます

でも、下りの人はベンガラ通り来てしまえばこの最後の部分は足元が見えないかも…


向うに見えているのは前朝日岳です。

…って言っても、見えるはずの山々はガスに隠れて、なあんにも見えません。

とうとうこれ以上は姿を見せてくれませんでした。
悲しいなぁ…まっ、明日に期待して休むことにしましょうか。
☆この日はお天気を見てGOした人が多かったようで、宿泊者のほとんどが単独か二人パーティ。
私たちは久しぶりの大部屋でしたが、窓側一列を女性用にしてあったのでほっ。
☆小屋まで遠路はるばるでしたが、レポもずいぶん長くなっちゃいましたね、すみません(^^ゞ
でも、もうちょっとだけお付き合いくださいね。
***朝日小屋のこと*******************************************************************

朝日小屋の食事は美味しい!という定評がありますが、郷土愛にあふれた地元富山県の名産を取り入れた食事はほんとに美味しかった!
私の場合、疲れているとなかなか完食できないことが多いのですが今回はオカワリまでして、さらに、ゆきさん(下戸デス)が残したホタルイカの沖漬まで頂戴しちゃいました(^^ゞ。
で、さらに、いつもは頼まないお弁当まで頼んだのですがこれもとっても美味しかった。

厨房で働く若者たちも小屋主の明るさを映してとても気持ちがよかった。
☆美味しい食事はひとを幸せな気分にする。
いろいろな異なった条件の下での運営となるとそれぞれの事情があるはずなので一概には言えないけれど、疲れてたどり着いた山小屋で美味しい食事がとれるのはとても嬉しい。
朝日小屋で出される食事には、「疲れて帰ってきた家族に美味しい夕飯を食べてもらいたい」「あったかくて美味しい朝ごはんを食べてきょうの一日を始めてほしい」という主婦の気持ちと同じものを感じた。
連泊の方には違うメニューが出ていたみたい…遠いけど(遠すぎる!?)また来て連泊してみようかな(^^ゞ
☆写真はクリックで拡大します。
2013.8.8.(木) ※時間はおもに通過時間。
白馬山荘(5:00朝食)5:45-白馬山頂6:00-三国境6:45-鉱山道分岐7:25-雪倉岳避難小屋8:45-雪倉岳9:25/9:45-小桜ヶ原入口水場11:40/12:10-水平道分岐12:30-朝日小屋14:40.
***花メモ***
「道中が長い」と散々インプットされていたせいか、なんだか先を急いでしまった感があります。かがみこむのが面倒で撮らずに来た花も…それもこれもあまりにたくさんの花が咲いていたから…かな。
写真はクリックで拡大しますがボケボケです。ご容赦を(^^ゞ
←昨日は見えていた三国境からこの日歩いた道。




































etc.
☆花の道をゆく⑤へ続きます(こちらから)。

