12/1 笹尾根(西原峠~日原峠)
2013年 12月 04日
紅葉狩りの時期も過ぎたので、静かな尾根歩きができるんじゃないかしら。
私の好きな郷原から登れば一日中誰にも会わずに…なんてことは…ない…かな(^^ゞ

11月後半は何かと忙しく山ナシになってしまったので、
きょうは一人だけど、お天気も良いので少し歩いて来ようと出かけました。
上野原からのバス飯尾行(次週まで松姫峠行)で郷原で降りたのは私一人。
何となくだけど予感的中、やっぱりね。

郷原の里山風景はいつ見てもほっとする。
今朝はまだ畑の霜も解けずに真っ白な中、農作業をする人を見かける。

しばらくのあいだ、落ち葉で埋まった山道を
がさっかさっと言う自分の足音だけを聞きながら登って行く。

なんて素晴らしい青空なんだろう♪
すっかり終わったと思っていた黄葉も、ちょっとだけ残っていたりして嬉しい。

歩き始めてほぼ一時間。
「つね泣き峠」の由来看板辺りまで来ると背後には富士山が木々の枝の間に見えるようになり、
前方には笹尾根(たぶん)が視界に入るようになる。

もうひと登りすると、 後ろにはくっきりとした富士山がとてもきれいだ。
いつも、ここから見える富士山を楽しみに一時間強の登りを頑張って歩く。

気持ちのいい日差しを浴びながらもうひと登りで三頭山との分岐を過ぎ、西原峠に上りついた。
思っていた通り、きょうはここまで誰にも会わずに来てしまった。
ここはもう笹尾根。ひと休みしよう。
お腹もすいたのでおにぎりをひとつ食べ、
ここからはひとの行き来もあるだろうなと思いながら
下を向いて靴の紐を結びなおしていると、槇寄山から下りてくるグループが。
すると…「やっぱりね」と思う間もなく「あら~」との声。
「えっ?」。
あらららら、顔を上げればブロ友のはなねこさんではないですか!
誰か通るだろうとは思っていたけれど、 はなねこさんご一行とお会いするとは♪
←(写真はこのしばらく後の場所で撮ったものです。)

しばしおしゃべりをしてから、私は一足先に進ませてもらう。またあとで~。
おや、ちょっと冷やっとすると思ったら尾根の上の日陰には霜柱がいっぱいだ。

きょうはいくつかの峠を通るけれど、一つ目のここは田和バス停への下り口のようだ。
何故か道標の峠名が消されていて峠の名がはっきりわからない。

でも、歩いている道は間違いなく笹尾根。向うには笹尾根に平行して延びる浅間尾根が見えている。
これは古そうな道標だが、「笹尾根」と言う表示は珍しいかもしれない。

二つ目の峠は、数馬峠。
今は仲の平バス停と上平バス停を結ぶ峠道になっている。
仲の平バス停から登ってくると正面にこの富士山が見えるのだ。
こうして見ると、ここに立つ乗り物のないころの昔の人の
ほっとした表情が目に浮かぶような気がする。

途中で、私の歩く尾根道より下の道に突然のように大勢の団体さんが現れた。
思わず「どこから来たんですか~」と声をかけると「浅間尾根登山口から大羽根山を越えて」と。
そして「どこへ登るんですか~」と問い返され「ただ笹尾根を歩いてるんです」と思わず応える私。
そう、きょうはどこに登るでもなく、ただ静かな笹尾根を歩きに来たのだもの。

私はこの道しるべ(ひだり・さいはら みぎ・かづま)のある手前の
広々とした気持ちの良い場所でひと休みすることが多いのでここが笛吹峠と思っているが、
笛吹(うずしき)への下り口はこの先の丸山付近にもあって、どちらも笛吹峠と呼ばれているようだ。

また人気がなくなり、いかにも笹尾根らしい道を行くようになった。
おや、向こうからトレランの人がやって来る。
走るリズムを狂わせないようにと脇に避けて待っていると、
「すみません」とひと声かけて、その人はあっという間に走り去ってしまった。

丸山を巻き道でやり過ごし、小棡峠に向かう。
はなねこさんたちは丸山から小棡(こゆずり)の日寄橋バス停に下りる予定と言っていたので、
そこからはたぶん私一人だ。気を付けて行かなくちゃ。

小棡峠を過ぎ上り下りを二三度繰り返して、ピークらしくない土俵岳(1005.2m)のピークに着いた。
このペースでここまで来れば予定のバスに乗れそう。
ならばと、お茶とおやつで大休止。 この間、トレランの人3人が通って行った


きょう最後の峠、日原峠に着いた。
道端に小さなお地蔵様。あらっ、そばにリンドウが咲いている。
一日遊ばせていただいたお礼を述べて、きょうはここから里へ下りるとしよう。
(写真の向うからやってきて、左手の上野原猪丸へ下ります)。

猪丸の棡原中学校バス停への道はほぼ植林の中。
いかにも昔の峠道らしい、歩きやすい道だった。

ここでも途中には古い道しるべを見る。
左・人里 右・山道。

日の短い季節は、早めに里に下り立たねばならない。
落ち葉で埋まった山道には傾き始めた西日が差して窪みを描き出し、
進む方向を教えてくれるのが楽しい。

見上げれば、ここにはまだこんな彩りが残っている。
さらに歩みを進めると、
人家のあると思われる辺りから犬の鳴き声が聞こえてきて、里に下り立ったことを知る。
車道を兼ねた里道を行くと、後ろから来た親切なご夫婦が車に乗せてくださり、
予定よりずいぶん早くバス停に着くことができた。

待っていたバスにははなねこさんたちが乗っていて、
楽しくおしゃべりをしているうちに上野原駅に着いてしまった。
素敵な一日だった。
おしまい。
2013.12.1(日) 笹尾根(奥多摩) ※私のコースタイム(時間はおもに通過時間。随時休憩)
JR上野原8:28(バス)=郷原BS9:18/9:20-「つね泣き峠」由来看板10:25-西原峠11:05/11:25-笛吹峠(石標)12:30-笛吹峠(丸山下)12:45-小棡峠13:00-土俵岳13:20/13:30-日原峠13:55-長明園H14:35=クルマ=棡原中学校BS14:40/15:06(バス)=JR上野原.
★バス情報はこちらから→http://www.yamanashibus.com/noriai_ippan.htm
★親切なご夫婦についての記事は(こちら)から。
★「ふろく」もこれから作る…予定(^^ゞ⇒(こちら)から
★写真はクリックで拡大します。
小淵沢に移住してみると、周りは高い山ばかりで、こぼれ日を浴びながら
なだらかに延びる道を歩くなんていう贅沢は味わえないことがわかりました。
ところで、palletさん、
「ゆきさんと一緒でないと静かな山歩きができる」って思っても、
私は半分しか責任ありませんからね。
ビックリのバッタリ、楽しかったですねー。
で、ジミ~な笹尾根をただひたすら歩くだけ、しかもひとりで、だなんて
やっぱりオトナなんだなぁと、またまた思ってしまいました。
私なんてまだまだ (^^; です。
これからの季節は、ひだまりの里山歩きがいいですね。
はなねこさんとバッタリだったのね。
山でのバッタリは、ビックリで嬉しいですよね。
郷原の道は、紅葉時期の午後は黄葉が輝いて素敵なので、
今度は帰路にも歩いてみて下さいね。
里での親切な方に送ってもらったり、お土産いただいたり、
ほっこり暖かな晩秋の山歩きでしたね。
言われてみれば、これってとても贅沢なことだったかもしれませんね。
しかし待てよ…と念のため上野原への時刻を見てみましたら
なんと、東のはずれの我が家の最寄駅からより
小淵沢からのほうが遅い出発でほぼ同じ時間に上野原へ到着しますデス(^^ゞ
そうとなれば、この冬ぜひ笹尾根へお出かけを、と思います♪
Mr.amanojakusan
>「ゆきさんと一緒でないと静かな山歩きができる」って思っても、
あらら~、ちょっと気になった?
大丈夫、そんなこと思ってないから、いつまでもよろしゅう。
それより、ゆきさんの今のサイドバーの「魔法の煙」、
すんごく面白そうなので、
記事にしてもっと大きな写真で見せてくださいナ。
う~ん、またまたオトナ登場ね(^^ゞ
ジミ~な尾根を一人ひたすら歩く「初老の」女性ってところかなあ。
なんだかなぁですが、これもまた気持ちの良いものなのですワ♪
そのうち、はなねこさんもね、うふふ(^^ゞ
上野原では誰かいるかなあ、もしかしてsanpoさんとか…って
きょろきょろしたんですが
あそこではなねこさんとばったりするとはびっくりでした。
郷原からの道はすぐに山道になるしいつも静かなので大好きです。
>里での親切な方に送ってもらったり、お土産いただいたり、
とってもいい一日でした~(^^ゞ
この時期は富士山も見やすく、冷たい風さえ吹かなければ、気持ち良い日溜まりハイキングができますね。
12月の山は奥多摩、笹尾根歩きで早々にひとつめですね、
いいお天気、青空と真っ白な富士山がうらやましい。
わたしは今年は富士山は見てないなぁ、
見ないうちに2013年が終わりそう。
ひとり歩きの街道、しもばしらが長くて大きいですね。
すてきな一日です(^-^)
私も一人歩きにうってつけのトレイルだと思います。
バスの時間さえチェックしておけば「きょうはここまで」とか「も少し行こう!」とか
気分次第で下山できる道がたくさんあるんですから♪
この日はお天気もうってつけ、楽しい一日になりました。
甲州側からの登下山でしたが、気分は奥多摩ってことで(^^;
↑ でも書いたように、ここはひとり遊びにうってつけの山域なんです。
>いいお天気、青空と真っ白な富士山がうらやましい。
ここからだと頭しか見えないので、ほんとに真っ白な富士山でした(^^ゞ
どんな富士山でも、見えると嬉しくなっっちゃうのが富士山、不思議ね。
すてきな一日でした~(^-^)

