街に暮らす鳥 34 セイタカシギ
2016年 01月 06日
「おい、きょうはこれから干潟へ鳥見に行ってみようか」
日にちを間違えて出かけてしまったお出かけ先から夫の電話。
いつもの散歩に出かけようかどうしようかと思っていたところだったので即OK。
久しぶりに谷津干潟(やつひがた)へやってきました。
ここへ来るのはどうも冬鳥がやって来るこの季節ばかりのような気がします。
あらら、これから満潮になる時間みたい。
きょうは鳥さんたちあんまり期待できないかも。
早速出迎えてくれたハシビロガモさんに「こんにちは~」なんて言いながら
自然観察センターに向かいます。
生年月日を申告してシニア料金で入館。
おや、「薮内正幸 原画展」ですって。
ここでも思いがけないお年玉。
薮内さんの小学生時代の動物スケッチや、高校生時代の鳥の精密な観察画など
滅多に見られない展示も見られてとてもよかった。
観察舎の広い窓には望遠鏡が何台も備え付けられています。
お正月らしく、「季節の遊び」コーナーでけん玉をやっている子どもさんも。
あらら、あれって…セイタカシギじゃない?!
えっ!
セイタカシギって「薮内正幸 原画展」のポスターのモデルじゃなかったっけ?
なんてラッキー、さっそく本物に会っちゃった(^^v
でも「セイタカ」というより「アシナガ」って言ったほうがいいような…。
いつもは干上がっている場所も、満潮でカモさんたちがいっぱい浮かんでいます。
こうしてみると、案外きれいな水なのがちょっ意外だったりします。
ヒドリガモ、オナガガモ、おやキンクロハジロもいたような気がするけど
どこへ行っちゃったかな。
ああ、いたいた。
オナガガモ(♂♀) / ハシビロガモ(♂)
カイツブリは小さい上にしょっちゅう潜ってはず~っと浮かび上がらないし、
浮かび上がるのはずっと離れたヘンなところなので探すのがたいへん。
なかなかピントのあった写真が撮れません(ぼけててごめんなさい)。
おっとっと、あのお方はもしやセイタカシギさん?
眠る時はあんな風に一本足で立っているのね。
でもあの長い脚片方、どこへしまってあるのかしら??
でも不思議?セイタカシギさんのきれいな長い足はどこに?
なるほど......
交渉力の成果 嬉しいですねぇ
東京駅から30分ほどの所にあるとは思えないでしょう?
ここはラムサール条約(正式名は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」)で保護された湿地(渡り鳥にとって貴重な中継地)で日本に50箇所あるうちのひとつなんです。
都市化が進んでいるのが心配ですが、いつまでも残ってほしいと思っています。
しかし…セイタガシギの片脚はいずこに(^^?
薮内さんの小学生や高校生時代の作品を
ぜひお目にかけたかったんですが。
まっ、全体的な雰囲気だけでも(^^ゞ
精密な動物画、素晴らしかったです。
すっかり遅くなったご挨拶になってしまいましたが、本年もよろしくお願い致します(*^o^*)
>谷津干潟
谷津と聞くと新入社員の頃、運動会を開催した谷津遊園を思い出します。
バラ園もあったのですが今はなくなったので、その場所が観察センターになったのでしょうか。
対岸のビルが都会の近さを感じますね!
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
薮内さんは知りませんでしたが、年明け早々に good timing な出会いでしたね。
セイタカシギは姿の良い鳥ですね~。脚長が羨ましい (^^)
pallet さん、野鳥に詳しいんですね。
あけましておめでとうございます。
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします(^^。
谷津遊園をご存知でしたか!
対岸に見えるビル(団地やマンションです)の所こそ、その遊園地の跡地です!
バラ園だけはまだ残っているんですよ♪
あけましておめでとうございます。
…って、すっかり新年のご挨拶済ませたとばかり思ってました(^^ゞ
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
野鳥、詳しいわけではないのですが
いつもの散歩道にはカモの種類がたくさん来るので
カモは少しだけならわかるようになりました(^^ゞ