山友の矢車草さんと山うさぎさんの呼びかけで
なんと総勢13名もの人数で雲取山へと出かけました。
計画したお二人もこんなにたくさんになるとは予想していなかったとかで嬉しい悲鳴(^^。
いつもは単独か二人くらいのパーティで歩いている人ばかりなので、
とても新鮮な気分でもあり、
さらに、友だちの友だちはまた友だちと輪が広がり、
初対面の人も以前から知っていた人も入り混じってたいへん楽しい二日間になりました。
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10月8日(日)
体育の日の三連休後半、奥多摩駅は大賑わいで臨時バスが何台か。
私たちは丹波(たば)行のバスで終点まで運ばれて行きました。
丹波は山梨県ですが東京の奥座敷のような所。
奥多摩(東京都)へのこのバスがあることによって生活圏も東京都に属しているのだそうです。
<山梨県北都留郡丹波山村>
で、これから向かう雲取山(2017.1m)は東京・山梨・埼玉にまたがっていて東京都の最高峰。
賑やかなトウキョウしか知らない人は、
東京にそんな高い山があるなんてとびっくりするのではないかしら。
さて、まだ緑濃い山の中をみんなでゆるゆると歩き始めます。
何か面白いものを見つけると、ほら!
さっそく並んでカメラを向けていますよ(^^。
小休止ではフルーツやお菓子がどこからか回ってきて、ごちそうさま(^^。
写真を撮ったりおしゃべりしたりしながら3時間ほどかけてランチ予定地のサオラ(竿裏)峠へ到着です。
座ろうとしたら、おや、周りに栗の実やイガがたくさん落ちてます。
どうか、頭の上に落ちてきませんように(^^ゞ
お腹が落ちついたら、今夜の宿三条の湯を目指して出発です。
少し標高が上がっているのでちらほらと色づいた木が見られるようになりました。
あっ、これはカメラを向けたくなりますね!
おやおやこのにょきにょきは…
森の中にはもう一つ別の宇宙があるみたいです。
山道にはかさこそ音を立てる積もった枯葉に交じっていろいろなどんぐりも落ちています。
「私、さっきから ”小さな木の実” のメロディを思い出してるんだけど」と言うと、
前を行く矢車草さんが小さな声で歌ってくれました。
歌詞がうろ覚えだったので、一番の歌詞を通しで歌ってもらえたのがとっても嬉しかったです。
ありがとう♪
ここまでも何度か沢を渡ってきましたが、
カズさんがこの沢がたぶん最後に渡る沢だと言ってます。
ああよかった。
こんな橋はできるだけ渡らないで済めばそれに越したことはないですからね(^^;
林の向こうにかすかに赤い屋根が見えたと思ったらほどなくして三条の湯に着きました。
汗びっしょりになったので、嬉しいお風呂が待ってます。
歩き始めて5時間半、ちょっと単調になりがちな深い森の中、よく頑張りました。
「こんにちは~」「こんにちは~。もうお風呂湧いてますよ~、さっぱりしてくださ~い」。
受付前の外かまどのそばでは宿の女性が調理の下ごしらえをしていました。
山で採って来たなめこときくらげ、明日の朝ごはんの味噌汁の具になるんだそうです。
宿のご飯はこのかまどで炊いたごはんです。
おこげもあって香ばしくとても美味しい!
ちなみにこの日の夕飯はマイタケの天ぷら、鹿肉のローストがメーンかな、
少しずつなのが残念ですが(^^ゞ
そうそう、茗荷のお吸い物もとっても美味しかった。
お風呂も済ませ、夕ご飯も食べ終われば後は部屋でミーティング、もとい、宴会(の続き)です!
13人の私たちは別棟の個室があてがわれたので少々うるさくなっても大丈夫。
朝早かったので眠いですが、早く寝すぎても夜中に起きることになってしまいそうなので
ワタクシも消灯時間(21時)までは頑張って起きてます(^^ゞ
では、また明日。
コースタイムなどデータ類はその3で。