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中欧の旅⑫プラハ その2(旅の最終地)


プラハ城を後にして、いよいよこの旅最後の街歩きが始まります。

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さすが、百塔の街と言われるプラハ。
ふと気づくと、その度に塔のある建物が目に入るのでした。




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丘を下ってカレル橋にやって来ました。
街の東西を結ぶカレル橋抜きにしてはプラハを語ることはできないでしょう。

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お城側の「小地区タワーゲート」から旧市街の「旧市街タワーゲート」まで
全長516m、幅9.5mのカレル橋、1402年に現在の石橋になったとか。
欄干に並んでいるのは聖人彫刻像で30体あるそうです。




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ゴシック様式の旧市街タワーゲートには上まで上れると聞いて
ぜひ、あそこからブルタヴァ川に架かるカレル橋越しにプラハ城地区を見たかったのですが残念です。
あっ、誰か窓から覗いていますね!

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ブルタヴァ川を渡りきり旧市街へ入ります。
当たり前だけれど、カレル橋の全景はお隣の橋からでないと見れないのも残念です。

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これは、お財布の中に残しておいたチェコのお金 50(コルナ/1コルナ約6円)硬貨ですが
お隣の橋からはきっとこんな風に見えるんですね。

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さて、旧市街は旧市庁舎広場へやって来ました。
おお、ここもすごい人。
再三注意されているスリにもですが、何より迷子にならないように気を付けねば。
おや、観光目玉のからくり時計は修理中のようです。
これまた残念、あらら。

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広場の雰囲気を味わう前にまずは「ボヘミアングラス絵付け見学」という名のトイレ休憩
(お土産選びかな)をば。
しかし、外へ出た途端に雨がぽつぽつ、バラバラ、ゴロゴロ…という訳で
なんだか広場の何も見ることなく食事予定のレストランへと駆け込んでしまったのでした。
左下の写真にかろうじてヤン・フス像が写ってはいましたが。

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<プレゼンスカ・レストウラツェ(市民会館地下のビアレストラン)>

今回、最終日にして初めて雨に降られました。
毎日雷雨予報が出ていたのに、
ここまでお天気に恵まれたのはなんてラッキーだったんでしょう…
と、ポジティブに考えるしかありません。

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ランチに夫が選んだのはプラハ名物ビーフグラーシュ(ビーフシチューかな)
付け合わせのパンのようなものはクネドリーキと言って
小麦粉かじゃがいもを牛乳で練り、茹でたり蒸したりしたものだそうです。
シェアしようと私が選んだポークはスペアリブのようでしたがこれがとても美味しくて正解、
ビーフも名物の名に恥じない美味しさでした。
もちろん、本場チェコビールもね!

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<市民会館ファサード / ステンドグラス内側>

このレストランのある市民会館はレストラン内部の雰囲気からもわかるように
アールヌーボー様式の外観がなかなかの美しさ。

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ファサードトップ壁面のモザイク画も素敵でした。

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先ほど、雨の中を目印にして小走りに歩いた火薬塔と呼ばれる黒い建物。
市民会館と通りを挟んで隣り合わせに建っています。
今朝一番に見た聖ヴィート大聖堂などと同じような煤けたような黒さは酸化鉄の色だとか。

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ランチ後の自由時間には、まずミュシャ美術館へ行ってみましたが
昨年、東京でミュシャの「スラブ叙事詩」を見ていたこともあってかここはかなり期待外れでした。
思わず、このフロアだけですか?と係の女性に確かめてしまったくらい。
こんなことなら、カレル橋旧市街タワーゲートか旧市庁舎塔屋に上って街を一望するべきだったなと
残念な思いがしたけれど後の祭り。
うむ。

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それではと次に向かったのは、ぜひ自分の目で見ておきたかったヴァーツラフ広場でした。
広いヴァーツラフ通り(広場)の両側には立派な石造りの建物がずらりと並んでいます。
おや、マクドナルドなんかもありますよ。
とりあえず向こう正面遠くに見えているドーム(国立博物館)まで行ってみましょう。
結構な距離かもしれませんが。

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<ヴァーツラフ広場にあった展示物のひとつ>

1918はチェコスロバキアがオーストリア=ハンガリー帝国から独立した年なんですね。
ちょうど100年前のことではないですか!
帰国後に歴史をかいつまんで読んでみて(→Wikipedia)、
チェコはこの100年の間に目まぐるしく国のあり様を変化させ
1993年にチェコ共和国とスロバキア共和国に分離したのを改めて知ったのでした。

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<国立博物館をすぐ後ろにして立ち、ヴァーツラフ広場を見渡す>

歴史の様々な変換点に、この広場にあふれんばかりの人々が集まり、
ある時は独立を祝いある時は抗議の声を上げある時は時の権力によって
流血の惨事が繰り広げられたという場所。
実際にこの目で見てその時々の様子を想像すると
何とも言えない感慨が胸にあふれてくるのを感じるのでした。

He who does not know the past of his country cannot go foward to the future.

そして、広場に展示されている写真に添えられていたこんな短い文章に気づいて
この旅の最後を締めくくるになんとふさわしいものに出会ったろうと
私はしみじみそう思ったのでした。

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旅の間、歩く道はずっと石畳でした。
よく歩いたなぁ。
※この日の歩数 24,768歩。


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6月2日(土)帰国の日
11:35 プラハヴァーツラフハヴェル空港 発
14:40 ヘルシンキ空港 着
16:45 ヘルシンキ空港 発

6月3日(日)
08:05 成田空港 着。


中欧の旅、これにてお終い。
長い旅日記に最後までお付き合いくださってありがとうございました。
感謝。


★写真はクリックで拡大します。






by pallet-sorairo | 2018-07-02 08:42 | | Comments(8)
Commented by fusk-en25 at 2018-07-02 10:05
プラハに車で行ったとき。。
ビールで有名なピルゼンにも寄って、
まだ東欧でしたから。街はひっそりしていて。。
ビールのあまりの安さに驚いたぐらいでした(値段は忘れました。笑)
今、ピルゼンでアサヒビールが作られていて。
欧州で売られています。
さすがにピルゼン、缶入りなのにとっても美味しい。
Commented by pallet-sorairo at 2018-07-02 22:00
☆fuskさん
チェコビール、とても美味しかったです。
今回の旅の食事で(海から遠い国々ですからそれも仕方ないですが)
魚料理は美味しいとは言い難かったですが
お肉の料理は当たり外れなく美味しくて、ビールがよく合いました。
いま、ピルゼンにはビール工場めぐりなんていうツアーもあるみたいです。
アサヒビールの工場もあるんですね。
帰国してからいろいろ見たい所が出て来て困ります(^^ゞ
Commented by echalotelles at 2018-07-03 00:39
いろんな中欧の町の様子や美術品を見たり、おいしいものを食べたり
一緒に旅をしたような気持ちになって、胸もお腹もいっぱいになりました。(*‘∀‘)
たくさんの写真を見せていただいて、ありがとうございます♪
それぞれの町、ゆっくりと歩いてみたいですね・・・
それが叶うことがあったら、またこのパレットさんのレポートを見て
見どころチェックしなくちゃ!
Commented by pallet-sorairo at 2018-07-03 05:49
☆echalotelleさん
サッカー、残念でした。
って、今朝はやっぱりこの話題ですよね!
echalotelleさんもかっちゃんも応援してるんだなぁと思いながら見てました。
さて(^^ゞ
旅レポ最後まで読んでくださってありがとうございました。
あんまり参考にならないと思いますが
そちらからなら近いので行く機会はたくさんありますね。
今度はechalotelleさんのレポ楽しみにしています。
よろしくね(^^。
Commented by PochiPochi-2-s at 2018-07-03 06:13
まあ偶然!
私もヴァーツラフ広場で雨に降られましたよ。
でもここだけは絶対に行ってみたいと思っていたので。
行ってよかったです。
像の前の緑の低い木で囲われたところに焼身自殺をした
ヤン・パラフの墓碑がありましたよ。感慨深いものがありました。
カレル橋のたもとに建つ塔にも自由時間に登ってみました。
そこからの街や橋を見渡す景観は素晴らしかったです。
pallet さんももう少し時間があればよかったのにね。
それと天文時計の修復、残念でしたね。

プラハは特別の思い入れのある街。時間があれば再訪をと
思ってはいるのですが、なかなかね…。

He who does not know the past of his country cannot go foward to the future.
どの国の人々にとっても大切な意味のある言葉ですが、この国では特に重い言葉ですね。

もう一度思い出の旅を、一緒にさせてくれてありがとう。
色々思い出せ楽しかったです。
Commented by pallet-sorairo at 2018-07-03 06:38
☆PochiPochiさん
PochiPochiさんもサッカー観戦そのまま起床組ですね?!
残念でしたが、緊張感のあるいい試合でしたよね。

旅のレポ、最後までお付き合いしてくださってありがとうございました。
小説『プラハの春』を巡ってのコメントも楽しかったです。
私も特にプラハは全く時間不足だったので再訪できたらなぁと思いますが、
まだ行ってない国もたくさんあるので無理かなぁ。
Commented by 本所傘屋 at 2018-07-03 17:38 x
最終回、どれも良い写真ですね。歴史を感じる石畳みだけなど、すごいカットです。カレル橋は記憶していました。どちらの方向から橋を渡ったのも覚えてます。まだ痴呆症ではない証拠。
でも一番最初の路面電車が写り込んだ写真が生き生きとして良いですね。
また行きたくなりました。写真選択、編集ご苦労様でした。楽しませてぃただきました。
Commented by pallet-sorairo at 2018-07-03 22:05
☆本所傘屋さん
長いレポ最後までお付き合いくださってありがとうございました。
記事トップの写真は横断歩道を渡りながら撮ったものですが、
一つの画面にちょうど新旧のいろいろなものが写り込んでくれて
私も案外気に入っています。
終わってみれば、後で自分で読み返すのも楽しみなので
何とか書き終えてほっとしています。
コメントと励みになりました。お礼申し上げます。
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