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続・石川直樹 この星の光の地図を写す


私が石川直樹を知ったのは、
デビュー?当時の『山と渓谷』に載ったトピックスのような記事だったと思う。
彼の紹介文にあった「作家石川淳の孫」と言う一節が目に留まり、
「なんだ親の七光りならぬ祖父の七光りか」なんて
冷ややかな反応をしたのだったような気がする。

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<帯に「15年前のこの旅があったから、今の僕がある」とある。
北極から南極まで人力で踏破した記録>

石川淳はそのころの日本文学全集に必ず名を連ねているような作家であったから
(私はたぶん読んだことがない(^^;)デビュー当時としては
そんな記事は当然のことであったかもしれないのだが。
しかし、いまや彼は祖父をすでに追い越しているのではないか。
「自分の旅はすべて本から始まっています」と書く読書家の彼が
作家であった祖父に少なからぬ影響を受けているだろうことは想像に難くはないのだけれど。

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<熱気球に乗ったまま消息を絶った神田道夫へのオマージュ。
第6回開高健ノンフィクション賞受賞>

写真で紹介した2冊は今回の写真展を機会に買って来たもの。
雑誌記事などで彼の文章に触れたことはあっても本になったものは読んでいなかったので
遅ればせながら読んでみようと。

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<同じ書店で求めた絵葉書(たぶん石川直樹とは関係ないはず(^^ゞ)>


「……ぼくは冒険家ではない。…中略…今の時代、すでに多くの人が足跡を残している極地に向かうことや高い山に登ることは僕にとってもはや冒険とは思えない。個人としての行動より、その行動を取り巻く環境や人々、テーマに興味があるのだ。旅の経験をどのように人々と分かち合うか、あえていうならそれが僕にとっての「冒険」である。…」

※2001年講談社版『この地球を受け継ぐ者へ』あとがきより抜粋。


※「石川直樹 この星の光の地図を写す」展。
 東京オペラシティ ギャラリーで明後日3月24日(日)まで。
※写真はクリックで拡大します。




by pallet-sorairo | 2019-03-22 09:03 | ちょっとお出かけ | Comments(4)
Commented by PochiPochi-2-s at 2019-03-22 09:13
写真を見て、「あっ、この本だ」と思ったのです。
買った時期は忘れ、内容もおぼろげですが、表紙だけは覚えている。
本棚にあるはずなので、私ももう一度読んでみようかな。
石川淳の孫だとは知りませんでした。
Commented by pallet-sorairo at 2019-03-22 20:38
☆PochiPochiさん
>石川淳の孫だとは知りませんでした。
もはや石川淳の孫と言う必要がないですものね(^^ゞ
ところでスノーハイキングはそろそろですか?
Commented by PochiPochi-2-s at 2019-03-22 22:51
そうですよ♪
来週末です。今週初めの予定だったのですが、会議が入ったとの
弟の都合で来週末に。今のところ上高地のお天気は良いようなので
ひと安心。でもねぇ山の天気はわかりませんものね。
Commented by pallet-sorairo at 2019-03-23 08:48
☆PochiPochiさん
お天気いいといいですね。
赤らんだケショウヤナギも見れますように。
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=私の山歩き街暮らし空の色= 散歩道でみかける鳥や虫や花も


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