そらいろのパレット

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カテゴリ:ちょっとお出かけ( 74 )

アンティーク・レース展


GW後の冬のような寒さが少し緩んだ昨日(5月11日)
横浜へアンティーク・レース展を見に行ってきました。

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<ファン・リーフ(部分)/ポストカード>


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以前、スイスを旅した時のこと、
雪に閉ざされる長い冬の時期に家の中でできる仕事として
小さくとも価値ある精密機械(時計)とレース編みが彼の国の産業として発達したと聞いてとても印象深く、
それ以来私はレースに特別な感じを持つようになった気がします。

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で、アンティーク・レースの展覧会があると知った時、
これはぜひ見に行かなくちゃと思ったのでした。
宣伝のリーフレットには「アントワネット、ナポレオン、キリスト教文化に根付く、…」
などの文字も見えるので
歴史好きの夫にも声をかけると「行ってもいいよ」と。

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<王族もしくは貴族女性のドレス/撮影可の展示>

城に匹敵するほどの高価なものもあったというアンティーク・レースは
王侯貴族の存在がなければ生まれなかったはずのもの、とは言え、
いったいどうやって作ったんだろうと思う繊細で緻密なレースの数々。
会場に置かれた貸し出し用の拡大鏡で見なければ見えないような細い細い糸。
熟練した職人たちの手わざの息を呑むような素晴らしさに魅了されたひと時でした。

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朝一で出かけてお昼は中華街で食べよう!
というのも決めていたのでレースのあとは迷わず石川町へ移動。
久し振りに美味しい中華を食べて満足満足。
アンティーク・レースの展覧会は女性ばかりで、夫はほぼ黒一点。
でも、素晴らしかったとの感想。
付き合ってくれてありがとう(^^ゞ



★アンティーク・レース展は横浜そごう美術館で明日13日(日)まで。
★写真はクリックで拡大します。



by pallet-sorairo | 2018-05-12 07:41 | ちょっとお出かけ | Comments(7)

春休みのれみちゃんと


さてさて、山レポも書き終わっので
気になっていた展覧会でも見に行くとしようか。

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<熊鷲図屏風(右隻)>

予定外に3日間も山へ出かけてしまったので
うっかりしていたら会期がもう残り少なくなっていました。
あらら。

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<写生帖より「犬」>

あっ、そうだ! ちょうど春休みだし
動物好きのれみちゃんにも声をかけてみようかな。

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<奔馬図>

もしもし、れみちゃん。
動物の絵の展覧会へ行きませんか。
明日なら、じいじも一緒に行けるので
お昼はレストランで美味しいハンバーグを食べようと思いますが。

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<狐 / 屏風「寒月」(左隻)より」>

「うん、行くぅ!」とは、
もしや大好きなハンバーグに釣られたのかも(^^?

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屏風 <寒月(左隻)><寒月(右隻)>

どんな絵か言ってなかったので心配していたのですが
美術館入口でポスターを見たれみちゃん、
はっと息を呑んで「あっ、私これ好きかも」。

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「生誕140年記念特別展 木島櫻谷(このしま おうこく)PartⅠ 近代動物画の冒険」展です。
私もこの方知らなかったんですが、展覧会案内で見て気になっていたものだから。

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れみちゃんが「おもしろかったぁ」と言ってくれたので、じいじもばあばもほっとしました。
ライオンの絵が一番好きだったそうです。
都心へ出ることも滅多にないので「六本木一丁目」にも興味津々なれみちゃんでした。
ハンバーグも美味しかったしね(^^ゞ

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<購入した絵葉書を入れてくれた袋に「桜谷」の押印>

小さな美術館で、展示作品も少なかった(絵画34点+写生帖など)ので
子どもが飽きずに見るにはちょうどよい規模だったなと思います。
れみちゃん、この4月から小学3年生。
いつの間にか、すっかりお姉さんになったねぇ(^^。
(2018.04.04(水)@泉屋博古館 分館)


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<木島櫻谷/チラシより>



★写真はクリックで拡大します。





by pallet-sorairo | 2018-04-07 09:07 | ちょっとお出かけ | Comments(12)

雨の日は美術館へ / 堀文子展


3月20日(火)真冬に逆戻りの冷たい雨。
「白寿記念」というサブタイトルに惹かれて。

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日本画家 堀文子。1918年東京生まれ。
今年、100歳を迎える現役画家だ。

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展示された100点あまりの絵の多くは明るく清々しい色彩とタッチで描かれていて
身の回りの自然の美しさや生命の息吹が気持ちよく私の心に染み渡ってくるようだった。

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<山の思い出(1955年)>

ミロやルソーを思わせる初期の作品や
60年代後半の絵本原画などにはとても親近感を覚えて足取りも軽くなるような気がした。

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<冬野の詩(1988年)>

円熟期の、日本画らしい静謐な雰囲気を醸す作品。
冬の野原にも木や草はそれぞれの姿でこんなにも息づいており、
小動物は雪の上に小さな足跡を残しながら生きるために食べ物を探しているのだ。

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<鶴が渡る、ヒマラヤを越えて。(2010年)>

これはまた、なんと壮大なテーマであることか!
胸のすくような潔くおおらかな色使いに魅了される。

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<81歳の時の堀文子>

ヒマラヤ、ネパール、ペルー…
堀文子は70歳を過ぎてからも精力的に世界の各地へ出かけてスケッチを続けた。

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<絵は「どうだんつつじと雪の下(2014年)」>

話しは変わるが、
ここのところ、同時に90歳を迎えた義母と私の長姉が急に歳を取ってしまった。
どちらもアクティブでつい最近までとてもしっかりしていたにもかかわらず。

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<絵は「畑の胡瓜(2015年)」>

老いは緩やかなカーブを描いて進むのではなく、
一段はっきりがくんと何度か下りながら進むのだということを日々思い知らされている。

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<絵は「落葉Ⅰ(2004年)」「落葉Ⅱ(2004年)」>

そんな時に出会った白寿記念 堀文子展。
ともすれば後ろ向きになりそうな自分に文字通り「元気をもらいに」出かけたのだった。
少し元気が出たよ、ありがとう。


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★写真は展覧会チラシと
ショップで求めたポストカードと『画文集 堀文子 現在(いま)第三集』から。

★堀文子展は今度の日曜日が最終日です。

★写真はクリックで拡大します。


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<美術館前 雨の一色海岸 2018.03.20.>

正面はるか向こうにちいさな船が一艘浮かんでいた。
時おり、静かに繰り返す波の音が聞こえる。









by pallet-sorairo | 2018-03-21 09:12 | ちょっとお出かけ | Comments(16)

ホキ美術館


私、食事の時にカメラを持ち出すのは
なんとなく雰囲気を損ねるような気がして
差し控えてるのですが…

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この日はあんまりお日さまの光がきれいで
つい。
前に座っているのはオットでしたしね(^^ゞ

ここは、美術館併設のイタリアンレストラン「はなう」。
朝になってから思い立ってやって来たので美術館に着いたらもうお昼時。
腹が減ってはなんとやら、
まずはランチを済ませてからということになりました。




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お正月気分のまだ抜けない日、やって来たのは千葉市にあるホキ美術館。
ホキ美術館は写実絵画を集めた日本初の写実専門美術館です。

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写実絵画って写真みたいで
今まであんまりぴんと来なかったんですが…

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あまりに素晴らしくて、おおいに認識を改めてしまいました。
思えば、写真だって、そこにある「何か」を表現したくて撮っているわけだし、絵画も然り。
どの絵を見ても、
これだけのものを細密にキャンバスに置き換える間の画家の心の動きは如何ばかりだったろう
との思いが、見る者にずしんと迫ってくるのでした。




さて、ホキ美術館は建築界では有名な美術館で、
私が一度来てみたいと思っていたのもむしろその建物に興味があったからです。

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JR外房線土気(とけ)駅からのバスに乗って「あすみが丘東4丁目」BSで下車すると
えっ、こんな住宅街に?!というような新興住宅地にその建物はありました。

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建物右手のエントランスを進むと左手に入口。
この入り口を入ると右手にレストラン、左手にミュージアム入口がありました。
写真奥に見えている緑は、千葉市営公園「昭和の森」だそうです。
この日は日差しはキラキラでしたがもの凄い強風だったので
うっかりすぐに建物に入ってしまいましたが、
このまま「昭和の森」方面へスロープを下りて行くと
この建物を特徴づけている地上から浮いた部分が見えるはずなのでした。

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館内撮影は不可でしたのでポストカードを一枚。
作品展示中はもちろんブラインド?が下ろしてありますが
板谷波山や富本憲吉作品(少ないがいずれも素晴らしい)など陶磁器の展示スペースは
小さな空間ながら外光が取り入れられており
外庭の景色と相まってほっと一息付けるような場所になっていました。
最初にレストランで感じたように、
全体的に、光の美しさをそこここで感じられる建物のように思いました。
階段蹴上部分からの光の取り入れ方など、はっとするほど美しかったです。




レストランに行ったり、昭和の森を散歩してからもう一度みたいと思ったりしても、
その日のチケットを持っていれば何度でも入館可能だとか。
ここは実業家の保木将夫さんという方が作った個人美術館ですが、
お金持ちはこんなふうにお金を使ってほしいななんて思ってしまいました。




★追記;ホキ美術館HPより(クリックでリンク先につながります)。



by pallet-sorairo | 2018-02-07 09:38 | ちょっとお出かけ | Comments(14)

@上野公園


11月14日火曜日。
所用でお出掛けついでに上野へ寄り道。


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JR上野駅公園口はひとの波。
最近あんまり人混みには出かけないので、ちょっと「うわっ」と言う感じ。


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いつもの噴水広場にはこんなものが建っていた。
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真正面に回ってみると、まっすぐ向こうに東京国立博物館の本館の正面玄関が見えた。
骨組みだけのこれはいったい何だろうと思えば…
←こういうものだった(クリックで拡大します。)。
ふむ、上野公園は芸術のメッカでもありますからね。



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お楽しみのひとつだった東博のユリノキ。
空模様のせいもあるけれど黄葉は終盤でいまいちだったかな。
そうそう、きょうは運慶展を見に来たのだ。
入口の40分待ちの掲示に並ぶかどうか迷ったけれど
チケットは持っていたのでここまで来たら並ぶしかないだろうと門をくぐる。
途中で雨がぽつりぽつり来たけれど30分ほどで入場できたのでまずまず。


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現地の寺院で拝見したことのある仏像などもあるはずなのに、
こうして「運慶作品」として一堂に会したものを見ると
また違った視点で見ることができてとても見ごたえがあり素晴らしかった。

翌日の新聞記事によれば、この日入場者が40万人を超えたとか。
40万人もの人が一つの展覧会を見にやって来るって、
自分もその一人なのにつくづくすごいことだなあと思ったりもする。




★運慶展は22日からは午後9時まで開館するとのことです。
銀座の風(2015.11)

by pallet-sorairo | 2017-11-18 09:35 | ちょっとお出かけ | Comments(6)

気分転換


最近ちょっと弱気になっている義母の気分転換を兼ねて
一泊旅行(10月27・28日)に出かけました。

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さて、ここはどこでしょう?
続報、これから書くところです、しばしお時間くださいね。

で、続報です!


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by pallet-sorairo | 2017-10-29 09:09 | ちょっとお出かけ | Comments(14)

砕氷船 しらせ


8月18日(金)夕、「南極観測船しらせ」が千葉県の船橋港に入港したとのニュース。
同港には先代の「しらせ」が係留展示されており、
新旧の「しらせ」が6年ぶりに顔を合わせたのだという。
今年は日本の南極観測が始まって60年(そう言えば、小学生の時に始まったんだった!)で、
19・20日の二日間、内部を見学できるイベントなどがあるそうだ。
わが家から比較的近い場所なので、これはぜひ見に行かなくちゃ。

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<2017.08.20.@船橋港食品コンビナート南岸壁>

近いと思ったのに、食品コンビナートの倉庫群のある港はなかなかに不便な場所で、
見学者は夏休みの宿題やりに来た?子どもたちより暇な大人のほうが多いくらいだったかしら。


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by pallet-sorairo | 2017-08-23 07:07 | ちょっとお出かけ | Comments(10)

8/18 吉田博展へ


山友のブログで「生誕140年 吉田博展」が開かれていることを知る。
初めて耳にする画家のような気がしたが、
「山と水の風景」というサブタイトルに惹かれて新宿まで出かけた。

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なんの予備知識も持たずに来たので
正確で繊細なスケッチの描かれた幼少の頃の小さな画帖から始まる展示は
期待でわくわくするイントロダクションだった。
続いて展示されていた水彩画もとても素晴らしく、
明治末期から大正にかけて、これらの水彩画を引っ提げて出かけたアメリカやヨーロッパで
大成功を収めたというエピソードにも納得の思いがした。

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吉田は水彩や油絵で多彩な風景画を描いたが、
特に若いころから歩き回った日本の山岳風景を題材にした画で知られているのだとか。
たしかに山の画には私にも見慣れた風景があって親しみがわき、山そのものだけでなく
登山者の様子なども描かれた抒情的な作品も多くてそれはそれで見ていてとても楽しい。

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<吉田博「ユングフラウ山」木版・大正14年>

50歳を前にして制作するようになったという木版画も、旧来の浮世絵などとは一線を画したもので、
淡い光や静かにきらめく水面の様子などが巧みに表現されており
たいそう繊細な仕事(彫りも摺りも自ら手掛けることがあった!?)の集成が伺えて素晴らしかった。





お盆中は大混雑だったらしいが、平日のこの日はゆっくりと見ることができた。
で、トップのチラシの絵、どこかで見たことのある気がしていたのだが、
帰宅してこのチラシを夫にみせたら「やっぱり、吉田博だったじゃないか」と言われて思い出した。
昨年、千葉市美術館で開かれていたこの展覧会を見に行った夫からチラシを見せられていたんだった。
まったく覚えていないって…愕然とする、ううむ。

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おみやげに絵葉書数枚とと雑誌『岳人』のバックナンバー(2017年3月号)を買った。
以前は山の情報はこの『岳人』や『山と渓谷』で得ていたものなのに、
最近はネット情報に頼ってしまってまったくご無沙汰で、こんな魅力的な特集にも気づかずにいた。
「特集 山を描く」、これはしばらく楽しめそうだ。



★「生誕140年 吉田博展 -山と水の風景-」
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で8月27日(日)まで。
月曜休館。
10:00~18:00(入館は17:30まで)。 

★写真はクリックで拡大します。


by pallet-sorairo | 2017-08-21 08:01 | ちょっとお出かけ | Comments(4)

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』


「雨の日はインドアで」 第2弾?!
5月13日土曜日、前日とは打って変わったお天気、つまり大雨で肌寒い一日。
こんな日のお楽しみはインドアに決まり。
土曜日なのでちょっとタイミングが悪いけれど
昨夜の新聞で見かけた映画を観に行こう。

土曜日、雨、封切り日、14:00上映開始と条件がそろって、珍しく館内満席。
並びの席が取れなくて、連れ合いとは離れ離れ、まっ、いいか。

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<朝日新聞夕刊/2017.5.12>


観に来た映画は『マンチェスター・バイ・ザ・シー』。


ある夜の出来事を境に心に深い傷を負い、生まれ故郷を去った主人公リー。
のちに、兄の死で故郷へ戻ったリーを待っていたものは
かつて可愛がっていた甥の後見人という「思いがけない役割」ばかりではなかった…。

彼を取り巻く家族、友人、夫婦、時に「くすっ」とさせられる今どきの若者たち、
そして、故郷の町の住人のだれそれ。
その誰もがもしかしたら私だったかもあなただったかもしれないと思えて、
観る者は、
過去と現在を行き来しながら淡々と描かれる登場人物たちの心の動きから目が離せなくなる。
大がかりな道具立てや華々しい音楽、何か所もの撮影場所があるわけではないし
それぞれの場面展開には時に重い問いかけを感じて息苦しささえ感じることもあったが、
何より、「…あなたの気持ち痛いほどよくわかる」とそっと声をかけたくなるような
ある意味普遍的で、真実味に富んだストーリー展開がとても素晴らしかった。

エンディングで、
すっと差し込む一筋の光のようなものが未来に見えて救われる思いがしたのは
きっと私だけではないだろう。

深い余韻の残る作品だった。


本年度アカデミー賞<主演男優賞/ケイシー・アフレック><脚本賞/ケネス・ロナーガン>受賞。
作品中に使われた音楽も素敵です→


by pallet-sorairo | 2017-05-15 21:56 | ちょっとお出かけ | Comments(2)

ミュシャ展@国立新美術館


雨の日に行こうと思っていたミュシャ展。
5月10日(水)、待望の?雨の日がやって来たので行ってきました。

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六本木駅を降りる時からなにやら混雑していそうな雰囲気だったのですが
会場(国立新美術館)へ着くとチケット売り場は長い列。
そして、美術館前庭にはこんな木が。
おや、場所を間違えたかしらと見回せば、草間彌生展もいまここで開催中なのでした。

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私たちが見に来たのはミュシャ展です。
私はずいぶん昔にミュシャの展覧会を見に行った記憶があり、
彼はポスター画家だとばかり思っていたので今回はあまり興味が湧かなかったのですが、
夫が、今回の「スラブ叙事詩」はどうも違うようだよと言うのです。
さて…

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会場の一室が珍しく撮影可でした!
こんな巨大な作品20点を晩年の16年で描いたというのですから驚きます。
祖国チェコの歴史や自身のスラブ民族としてのルーツをテーマにした壮大なスペクタクルです。
展示されている20点の作品紹介などは公式HP ↓ で見られますが、
ひとりひとりが個性豊かに描かれた中に彼の家族もモデルとして登場しているという部分があったので
写真を撮ってきました。

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会場写真右の画《スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い》から
前景左でハープを奏でる少女はミュシャの娘ヤロスラヴァ。

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同じく前景右の裸体の少年は、息子イジーだそうです。

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そしてこちらは、
同じ会場にあった《イヴァンチツェの兄弟団学校 -クラリツェ聖書の印刷》から
前景左に描かれている、盲目の老人のために聖書を読み上げる少年。
これは、若き日のミュシャ自身をモデルにしたものだとか。
(重ねた手が平べったくてなんだか手袋を置いたみたいに見えるんだけど…^^;)。

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<国立新美術館 内部>

あれだけのものを構想し、構成し、制作するそのエネルギーたるや
私の想像をはるかに超え圧倒されてしまいました。
混雑の中、見終わるのに一時間半くらいかかってたいそう疲れましたが
見逃さずにいてよかったと思う展覧会でした。




きょう(5/13)は、小雨だったこの日とは打って変わって本格的な雨。
雨の日はインドアで楽しもうとばかり、本日封切りの映画を見て来ました。
そのことはまた後日(こちらで)。

by pallet-sorairo | 2017-05-13 21:57 | ちょっとお出かけ | Comments(15)
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=私の山歩き街暮らし空の色= 散歩道でみかける鳥や虫や花も


by pallet-sorairo
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