そらいろのパレット

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ホキ美術館


私、食事の時にカメラを持ち出すのは
なんとなく雰囲気を損ねるような気がして
差し控えてるのですが…

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この日はあんまりお日さまの光がきれいで
つい。
前に座っているのはオットでしたしね(^^ゞ

ここは、美術館併設のイタリアンレストラン「はなう」。
朝になってから思い立ってやって来たので美術館に着いたらもうお昼時。
腹が減ってはなんとやら、
まずはランチを済ませてからということになりました。




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お正月気分のまだ抜けない日、やって来たのは千葉市にあるホキ美術館。
ホキ美術館は写実絵画を集めた日本初の写実専門美術館です。

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写実絵画って写真みたいで
今まであんまりぴんと来なかったんですが…

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あまりに素晴らしくて、おおいに認識を改めてしまいました。
思えば、写真だって、そこにある「何か」を表現したくて撮っているわけだし、絵画も然り。
どの絵を見ても、
これだけのものを細密にキャンバスに置き換える間の画家の心の動きは如何ばかりだったろう
との思いが、見る者にずしんと迫ってくるのでした。




さて、ホキ美術館は建築界では有名な美術館で、
私が一度来てみたいと思っていたのもむしろその建物に興味があったからです。

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JR外房線土気(とけ)駅からのバスに乗って「あすみが丘東4丁目」BSで下車すると
えっ、こんな住宅街に?!というような新興住宅地にその建物はありました。

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建物右手のエントランスを進むと左手に入口。
この入り口を入ると右手にレストラン、左手にミュージアム入口がありました。
写真奥に見えている緑は、千葉市営公園「昭和の森」だそうです。
この日は日差しはキラキラでしたがもの凄い強風だったので
うっかりすぐに建物に入ってしまいましたが、
このまま「昭和の森」方面へスロープを下りて行くと
この建物を特徴づけている地上から浮いた部分が見えるはずなのでした。

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館内撮影は不可でしたのでポストカードを一枚。
作品展示中はもちろんブラインド?が下ろしてありますが
板谷波山や富本憲吉作品(少ないがいずれも素晴らしい)など陶磁器の展示スペースは
小さな空間ながら外光が取り入れられており
外庭の景色と相まってほっと一息付けるような場所になっていました。
最初にレストランで感じたように、
全体的に、光の美しさをそこここで感じられる建物のように思いました。
階段蹴上部分からの光の取り入れ方など、はっとするほど美しかったです。




レストランに行ったり、昭和の森を散歩してからもう一度みたいと思ったりしても、
その日のチケットを持っていれば何度でも入館可能だとか。
ここは実業家の保木将夫さんという方が作った個人美術館ですが、
お金持ちはこんなふうにお金を使ってほしいななんて思ってしまいました。




★追記;ホキ美術館HPより(クリックでリンク先につながります)。



by pallet-sorairo | 2018-02-07 09:38 | ちょっとお出かけ | Comments(14)

1/28 鎌倉近代美術館

日本で最初の公立の近代美術館としての歴史を持つ神奈川県立鎌倉近代美術館が閉館とのニュース。
日本を代表する近代建築のひとつとして評価を受けている美術館の建物自体もちゃんと見ておきたいので、
会期終了間際になって出かけてきました。

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<鎌倉近代美術館@鶴岡八幡宮平家池越しに見る>

建物の建つ鶴岡八幡宮との土地貸借権の満了に伴って閉館するとともに
この建物自体も取り壊されるとの当初の計画に驚きましたが、
これは耐震性の問題なども解決してなんとか取りやめになったようです。
良かった!

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美術館としては小規模な建物ですが、シンプルですっきりとした美しいデザイン。
彫刻作品のある中庭を中心に「ロの字」型をしていて、
平家池に面した一階テラスと2階喫茶室には日が差し込み、開放的で明るい雰囲気です。
正面の階段を上がって二階から入り展示を見ながら一階へ降りるという動線になっています。

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二階部分を支えるピロティと平家池に打たれた土台の石。d0288144_11554188.jpgd0288144_14533900.jpgd0288144_11560988.jpgd0288144_11561805.jpg

喫茶室前の階段を降りるにつれ平家池が見えるようになります。
と同時に、一階テラスの天井に映る水面の揺らめきの美しさに目を奪われます。
きらきらゆらゆらと揺れる影にいつまでも見入ってしまって
お天気の良い日に来てよかったとつくづく思ったことでした。

階段下右手がイサムノグチの彫刻などが置かれた中庭です。

この日はさすがに大混雑で、
彫刻のそばに立って記念写真を撮る方が引きも切らず。
喫茶室にも結構な時間待たないと入れそうもなかったので、
喫茶室壁画の写真はガラスドアの外から撮らせてもらいました。

きょう1月31日が美術館としての展示の最終日となります。
改修後の使われ方はまだ未定とのことですが
どのような形でもまた新しい息を吹き込まれて甦る日が来るのは嬉しく、
その日が待ち遠しい思いがします。


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すぐ近くの別館にも足を伸ばしたあとで、
お参りが後先になりましたが鶴岡八幡宮にもご挨拶。

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@鶴岡八幡宮

左写真左下に、いつぞやの台風で倒れてしまった大イチョウの切株が見えています。
暖かな日差しに誘われて、梅がもうこんなに咲いていて
メジロさんがあちこち動きながら忙し気に花の蜜を吸っていました。

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お昼を済ませてから江ノ電に乗って、由比ガ浜の鎌倉文学館を訪ねました。
ここも、素敵な建物です。

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昭和11年築の旧加賀藩の前田侯爵家別邸。
裏山の緑に囲まれたため息が出るような場所に建つお屋敷です。

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前庭からは二階建てに見えますが三階建ての西洋館です。
内部は思いのほかそんなに豪華ではありませんが
テラス(写真右は2階部分のテラス)からは目の前に相模湾の海が広がって見え、
贅沢この上ありません。
当時の鎌倉の別荘建築の代表的なものだとのこと。
さすが前田様。

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昭和54年に鎌倉市が譲り受け60年から鎌倉文学館となっています。
今は鎌倉ゆかりの作家たちの身のまわり展を開催中でした。

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予定では長谷の大仏様も見るつもりでしたが、改修中で見られないとのこと、あらら。
では帰りましょうと由比ガ浜の駅に戻ったら……
自動車が電柱にぶつかって、その電柱が電車の架線を切断したとかで江ノ電不通ですって!
あらららら。
仕方ないので、鎌倉駅まで歩いて向かいました。
20分ぐらいかかりましたが、思いがけずいろいろ面白い一日となりました。

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さよなら鎌倉近代美術館。
(これ以後は、別館と葉山館で近代美術館としての活動を続けます)。



★写真はクリックで拡大します。


by pallet-sorairo | 2016-01-31 09:11 | ちょっとお出かけ | Comments(16)

江戸東京たてもの園


11月27日(金)
遠出はできないけれどお天気続き。
前から行ってみたかった武蔵小金井の『江戸東京たてもの園』へ行ってきました。

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江戸・東京下町のまちなみ復元。
正面は子宝湯。


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by pallet-sorairo | 2015-12-05 09:46 | ちょっとお出かけ | Comments(4)

KITTE

昔の仕事仲間の仲良しグループで定例のランチの会。
持ち回りの幹事、今回は私です。
東京駅前KITTE内にあるレストランをチョイスしました。
KITTEって何?

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見上げれば美しい秋の空。

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見下ろせばクラシックな東京駅舎。

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ここはKITTEの屋上庭園です。

KITTEは、東京駅丸の内南口前のJPタワー低層棟(地下1階地上6階)の商業施設。
旧東京中央郵便局の局舎を一部保存・再生した部分と新たに建設された部分をつないでいます。

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道路に面した低層の建物が旧東京中央郵便局舎で、後ろの新しい高層ビルがJPタワーです。
ところで、
JPって [JAPAN POST] ですよね きって…じゃなくて きっと。
で、KITTE はもちろん「切手」ですよね(^^ゞ

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フロア中央がガラスの天井まで吹き抜けになっていて、
吹き抜けを囲むように造られた通路に面してほとんどのショップが並んでいます。

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内装環境設計は建築家の隈健吾氏。
天井から下がっているカーテンウォールのようなものはボールチェーンで
旧局舎の柱を表現しているそうです。

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一部保存・再生された部分の郵便局内。
吊り下げられた照明器具が懐かしい雰囲気ですが、これも昔からのものなんでしょうか。

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こちらは道路を挟んでKITTEと向かい合った東京駅丸の内南口改札の天井です。
丸の内南口駅舎内のレストランなどのショップ部分もとてもおしゃれになってすっかり様変わり
…利用してみたいけど…いつになるかな(^^ゞ

おしまい。
(2014.10.3)

東京ステーションギャラリー

by pallet-sorairo | 2014-10-04 08:42 | ちょっとお出かけ | Comments(8)

ニコライ堂

reikoさんの記事を読んで、今度ちゃんと見て来ようと思っていた神田駿河台ニコライ堂。

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2014.4.22.

すでに若葉が出てしまっていて、ここからの全容を目にすることはできないのが残念だけれど
まっ、気を取り直して…。


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by pallet-sorairo | 2014-05-04 09:28 | ちょっとお出かけ | Comments(4)

11/27 東京ステーションギャラリー/植田正治のつくりかた

昨年10月にリニューアルオープンした東京ステーションギャラリーを訪ねました。

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新ギャラリーは、場所も移動して新しい美術館として生まれ変わり 、
レンガ壁を残した建物自体も、展示物として見応えのあるものとなっています。


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by pallet-sorairo | 2013-11-28 10:38 | ちょっとお出かけ | Comments(8)

10/27・28 二軒小屋ロッジ

地図を眺めては、まだ歩いていない南アルプス南部・三伏峠から高山裏避難小屋泊で荒川前岳を繋ぎ、
荒川岳と千枚岳(千枚小屋泊)を再訪してから二軒小屋ロッジ泊はどうだろうかと
長いこと思いをめぐらせていた私。

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《二軒小屋ロッジ2階右端『つがざくら』が私が泊まった部屋》

計画とはだいぶ違ってしまったけれど、
一度行きたいと思っていた大井川源流の二軒小屋ロッジをやっと訪ねることができました。


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by pallet-sorairo | 2013-10-30 21:40 | 山歩き2013 | Comments(12)

国立新美術館

友人たち4人で久しぶりのランチの後、揃って国立新美術館へ寄り道しました。
建物も話題になっていたので来てみたいと思いつつ、なかなかチャンスがなくて、私はここ初めてです♪

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友達と一緒なので、美術展の会場まできょろきょろせずに (^^ゞ 進みます。

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by pallet-sorairo | 2013-06-15 19:54 | ちょっとお出かけ | Comments(7)

奏楽堂

上野公園にある旧東京音楽学校(現東京芸術大学)奏楽堂(国重文)が老朽化し、
建物の保全を図る調査などのためこの4月から休館するとの話を耳にしました。

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奏楽堂正面 2013.3.14. 人通りがぱったり途絶えて和服姿の女性がふっと現れた。「?」…タイムスリップしたような不思議な気分。

奏楽堂の前は何度も通ったことがありますが、気になりながらもまだ中に入ったことはありません。
次にはいつ中を見られるかわからないとのことなので、さっそく訪ねてみることにしました。

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奏楽堂裏面

この奏楽堂は明治23年に建造された日本最古の音楽ホールで、昭和62年に現在地に移築。
移築後も現役の音楽ホールとして利用され、また歴史的建造物としても一般公開され続けてきたものです。

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ここが正門でしょうか。
かつて、この門を滝廉太郎や山田耕筰、そして三浦環らがくぐっていたのかと思うと感慨深いものがあります。
では、私も中へ入ってみましょう。

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その前に、パンフレットで沿革や建物の見取り図などを…。

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階段を上りきって振り向いたところです。
すぐ前にある木のドアを開けてホールに入ります。
開けると、座席の前後を区切るように広い通路が向うのドアへと長く伸びています。

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なんて明るいホール内でしょう。
床材のリノリウム?や椅子などは現代のもののように思いますが、
こんなふうに外の光が入る音楽ホール、今どきの建築にはあまりないのではないかしら。


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正面のパイプオルガンは我が国最古のコンサート用オルガン

建物全体に目立った装飾がなく、至ってシンプルにできている印象を受けましたが、
舞台の両側面にも窓があるのにはちょっとびっくりしてしまいました。
でも、そこから入る柔らかな光が漆喰壁の白さとカーテンのワインレッドを際立たせていて
なんとも素敵な空間を生み出しています。
コンサートの時にはカーテンも閉じられてまた違った空間が出現するのでしょうね。

程よい大きさ、古いものが醸し出すゆったりとした雰囲気、自然光につつまれる居心地の良さ…
近い将来にまた音楽ホールとして使われるようになることを願いながら、ひとまず「さようなら」の奏楽堂でした。


♪ この後、西洋美術館で開催中の「ラファエロ展」に寄り道。
  上野の山は文化施設がいっぱいです。

♪?? 3月31日最終日は特別コンサートで、チェンバロやパイプオルガンの演奏があるとのことです。
    お時間がありましたら、いかがですか。
by pallet-sorairo | 2013-03-16 10:00 | ちょっとお出かけ | Comments(0)

1/26 ポーラ美術館(箱根)

明神ヶ岳を歩いた翌日は、いつものようにポーラ美術館へ寄り道です。

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ヘンリー・ムーア《座る女》のための習作

最近は箱根へ来ると、必ずのようにポーラ美術館へ立ち寄ります。
この美術館の、周りの自然に溶け込んだたたずまいと自然光を取り込んだ清々しい空間が、なんと言っても魅力的だから…かな。
ここは1F受付のフロア、展示室へはエスカレーターで降りてゆきます。

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by pallet-sorairo | 2013-01-29 22:53 | ちょっとお出かけ | Comments(6)
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=私の山歩き街暮らし空の色= 散歩道でみかける鳥や虫や花も。


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